2020年9月23日3:54 午後
資金繰り支援策、必要なら期限延長「十分ありうる」=黒田日銀総裁 
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/idJPL3N2GK1JT
<新政権との連携>

<FRBの新戦略>
(FRB)が打ち出した平均インフレ目標について「日銀のこれまでの政策運営の考え方と軌を一(いつ)にしたものだ」
と語った。消費者物価上昇率の実績値が安定的に2%の物価目標を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を
継続する日銀の「オーバーシュート型コミットメント」を紹介し、「日銀はこうした枠組みの下で、物価上昇率が、
景気の変動などをならしてみて平均的に2%になることを目指している」と説明した。

<企業の成長期待、大きく低下せず>
消費者物価の前年比は当面、「GoToトラベル事業」による宿泊料の割引の影響などでマイナスで推移すると予想さ
れるものの、「現時点では、値下げにより需要喚起を図る価格設定行動が広がっているようにはうかがわれない」と指摘
した。足元の物価動向について、黒田総裁は会見で、展望リポートや決定会合時の声明文に沿った動きだと述べた。

<中銀デジタル通貨、段階的に実証実験>