銀行システム全体としては
国債発行と同額の預金が生
まれるとしても、個々の銀
行が国債を買う際には当然
採算を考える必要があるし、
長期国債の場合は資金を固
定するリスクも考慮する必
要がある。結局、貸出市場
の場合と同様に、銀行がど
れだけ国債を購入するかは、
現在から将来に掛けての
短期市場金利の予想やら何
やらで決まる。銀行により
多くの国債を買ってもらう
ために金利設定が関係ない
とも思えない。国債発行に
限界がないと言うより、
金利というの条件(価格?)
で必ず制約されると思うんだけど。
しかもこれ年に一回の裁定
でほぼ全てを見積る必要があるんでしょ? 
厳しくないか。
日銀が国債を増やしても、
これって回収のためには
金利調整か税収をあげるか
の二択しかない。税収が
一ヶ月かそこらですぐ変動
できるような柔軟性ある構造
になってるならいいけど、
課税対象を広めることは、
全層にしろ部分層にしろ、
どこかの業界、あるいは消費者層に中期的に負担をかける。この辺の不安は今のところ杞憂かどうか判別がつくものなら制度設計から始めてくれ。