貨幣がないから景気が悪いなんて大嘘だよ。
そもそも日銀はマネーストックを増やせるわけじゃなくて、増やせるのはマネタリーベース。
で、こんなのとっくに130兆円から500兆円まで増やして、こんな増やした国なんかないから。
なんせ日本の通貨供給量はアメリカも抜いて、欧州の19カ国の合計と勝負してる状態なんだから。

国民がお金を持ってないってのも大嘘。
日銀の資金循環統計が、最も正確な個人の資産だが、1840兆円もある。
日本の全世帯で割っても一世帯あたり平均で3400万円だから。
もちろん現金だけじゃあくて、公的年金以外の保険や企業年金の積立も含むが。

もちろん、年金生活や母子家庭、生活保護世帯、貧乏学生とか、
まったく貯金も持てない人も1500万世帯いるから、貯金をちゃんと
してる世帯は3500万世帯だから、貯金がある人平均だと金融資産は5200万円もあるのよ。

そんなに持ってるのに、国民はお金が足りない感が、半端ないのは、
平成元年に比べて、社会保障の支払が増えて手取り収入が減ってるからよ。
働き方改革で年功序列も崩れたし、将来さらに給料が減ると思ってる。
しかも日本は働かない老人人口が世界でも半端なくて、中学生が計算しても
年金制度は維持できるわけがない。
しかも維持できても2000万円足りないっていうが、この2000万円は厚労省の超低く見ての話。
現実は3000万円足りないし、国民年金の人なんか4000万円あってもやばい。
しかも、今後年金は減り続けるし、支給年齢も引き上がられるし、さらに国民負担ももっと増える。
しかも、今は借金を1100兆円まで増やしたから、やっと年金も医療費も払えてるだけ。

つまり現実は借金を爆発的に増やしたからなんとかなってるだけで、借金を増やせなく
なった時点で、日本は積んでしまうし、子供の世帯ではド貧乏になる。
今の国民が貯金した1000万円も年率数%の物価上昇になったら、数十年で
国民の貯金の価値は激減して、老人になった時に貧乏になるし。
日本は20年単位だと、みんながかんがえてる100倍はやばいから。
こんなの数字がわかる人なら常識よ。だから国民全員が保険に入り、お金を使わないで貯金をする。