竹中平蔵「政府はコロナ対応を間違った。東京五輪も危うい」

新型コロナウイルスの流行に対する日本の対応は、完全に間違っていると言っていいと思います。反省すべきことはたくさんあると考えています。

物事に対処する姿勢として「リアクティブ」と「プロアクティブ」の2つがあります。
「リアクティブ」とは、「問題が起きてから対応する」「後手後手の」という意味、プロアクティブとは、「率先した」「先を見越した」という意味の英語です。

日本の新型コロナウイルスへの対応はまさに「リアクティブ」です。
感染拡大を防ぐために感染者を隔離する、ワクチンの開発を進めるといったことは、それはそれでしっかりとやるしかありません。
しかし、見方を変えるとそれしかやっていない。

それに対して、中国の対応は「プロアクティブ」です。
日本は中国を見習うべきです。

https://president.jp/articles/-/33438