>田中秀臣@hidetomitanaka
>MMTを名目利子率を固定して、財政支出を金融ファイナンス(受動的金融政策)する政策とし
>財政支出を金融ファイナンス(受動的金融政策)する政策

これって前提自体がめちゃくちゃすぎるからな。
現実の金融市場を一回でも見たことある人なら、こんな前提に絶対にしないわ。

なんせ、財政支出を金融ファイナンスするって言ってるけど、そもそも
政府が財政ファイナンスって言葉を使っった政策を発表した時点で、
日本国債は大暴落が始まる。
いまは政府が発行した日本国債を半分日銀が買い取ってるから、日本国内だけで
なく、世界中から日本は財政ファイナンスに限りなく近いって言われ続けている。
解説はめんどくさいから詳しく知りたい人は、たとえば
『日銀 財政ファイナンス』
で、ぐぐっただけで18万件の解説が出てくる。

たとえば民主党政権自体に、小沢一郎が菅直人と総裁選で戦うときに
実際にバラマキをやったわけでもないし、小沢が総理になったわけでもなく、
小沢が総理になれたらそれをやるって言っただけで、国債の急落の大事件が
起こったわけで。

また、名目利子率を固定金利ってのが、金融市場を知ってる人から見たら
ありえんわけよ。
日本は過去に何度も借金を急激に増やして国債が急落して長期金利が上がる
ってことは何十回も起こってて、その幅が大きいときは国債の暴落って言葉に
なるが、日本で起こった国債の暴落は2003年が5回目よ。
現在でも収入の2倍を毎年使ってるわけで、さらに増やすってのは、税収が
ないのに、政府がそれ以上借金をしまくるってことで、金利が上がらないわけがないのよ。
で、金利がたった1パーセント上がるだけで、日本の危機になることすら
理解してない人ってこと。