「統一」だから引き締まってるという話をしたんですけど、
「でも、統一って単調でつまらないんじゃないですか」
というのも感じるかもしれないですね。

ここで重要なのが「統一」であるが「三位一体」なんですよ。

この「三位」というところに、
「多様性」とか「個性」とか「人格」とか、
そういうことが存在できる理由がある。

例えばイスラムは「三位一体」じゃないんですよ。
「唯一神、アッラー」みたいな話で、
「父・子・聖霊」の三位一体で言えば「父だけ」という感じですね。
だから、彼らは何をやっても、つまらんわけです。

つまり、「一でありながら、無限の多様性を持つ」
ということが可能なわけですね。

「一」というのは「父」に近く、
「多様性」というのは「聖霊」に近いです。
この両者をとりなしているのが「子」となる。