今、世界中の政府(中銀)、これは先進国だけではなく、
中国までこの段階に入っちゃったんですけど、
「(金融)緩和政策」というのをやってるんですよ。

一言でいうと、
「(中央銀行が)勝手に紙幣を印刷して、
国債や株式を買う形で金回りをよくする」
という状態なんですね。

で、これって、
「そんなこと許されるの?」
という話じゃないですか。


それで、こういうことなんですよ、
「普通には許されないが、非常事態なので、
一時的に許される。」
ということで、これが「緩和」なんですね。

当然、
「状況が回復したら、買った国債も株式も売って、
印刷した紙幣を回収する」
という前提です。

つまり、「病人がモルヒネ打つ」のと同じ話なんですね。
ようは「麻薬」なわけです。

ただ、
「元気になったらやめるから、一時的に、今だけ使っていい」
ということでやっている。
(つづく)