金融庁が設置した外部有識者による「金融仲介の改善に向けた検討会議」は4月11日、地域金融の課題と競争のあり方に関する報告書を発表した。

地方では人口や事業所の減少により23県で地銀がシェア100%になっても不採算になると試算。

資料は和歌山県について「長崎県に比べ隣県からのアクセスが悪い」と指摘。

その和歌山県でさえ県外からの貸し出しが増えているため、県内のシェアで寡占を計るのはおかしいという例があげられた。