"1580年代、アーサー・バーロウはロアノーク島について書いている。「大地は、原初の創造のごとく、苦しみや労働なしにあらゆるものを豊富に産出する」ーヨーロッパ人がアメリカをエデンの園のように主張する数多くの報告のひとつである。
それ以前にコロンブスは、カリブ諸島は楽園であり、そこには人が得られるだけの黄金が、拾われるのを待っていると報告した。
当然のことながら、植民者たちはすぐに、黄金は採掘しなくてはならず、農作物は大地から勝手には生えてこないと気づいた。植民地の経済活性に必要な労働力は、強制労働によってまかなわれた。"

"1756年、メリーランド州で使用人の年季契約を結んでいたエリザベス・スプリングスは、ロンドンの家族に宛ててこう書いているー「昼も夜もつらい仕事をしています。・・・・・家畜として使えるまで、縛られて鞭で打たれました」"