X



北斗の拳 連載中 二撃目 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/08(日) 17:31:24.80ID:???
『週間少年ジャンプ』に1983年41号に連載が開始された 北斗の拳
この漫画について色々語りましょう
尚、この漫画は連載速度が7倍になる秘孔を押すことで1日1話のペースで連載されるようです
たまに秘孔を間違って変な時期に合併号ができたり休載したりしますが、きにしないでね

※注意※
連載中スレとは連載終了した漫画作品を第1話〜最終話まで順々に、
『現在連載されているもの』つまり現在進行形で語り合うスレです。

●ただし、あらすじは単行本基準で進行していきますが、
●まれにページが多く、やむを得ず同シナリオでも複数に分ける場合があります。
●(「第1話・A」とか「第2話・前」等)
●スレ住人から教えられた場合は別ですが、この場合、
●区切りのいい所や一定のページで一旦切り上げる場合があります。ご了承下さい。

ネタバレ発言はご法度。現在明かされてる情報のみで語り合いましょう。
連載中スレにそぐわない話は楽屋裏スレで行いましょう。
次スレが立ったら or 連載終了して合図があったら楽屋裏! 現代に戻って好き放題に語り合え!


前スレ:北斗の拳 連載中
http://tamae.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1448958023/

連載中スレの楽屋裏 第34幕
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1358072497/

連載中スレ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/comic/5124/
0002南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/08(日) 17:34:45.92ID:???
高笑いをあげながら、ケンとファルコに(聞こえるはずのない)宣戦布告を叫び
ジャスクとリンは運河を流れ去ってしまうのだった



崩壊していく帝都の光景… なぜリンと再会したのにすぐに離されてしまうのか…
その運命の悪戯に天帝ルイも涙を流す リハクもその運命に苦悶の表情を浮かべる

「天はなぜ この悲運な姉妹に平穏を与えぬ
 まだ北斗 元斗の力が必要だというのか……… ふたりの拳の力が」

だがケンも、おれがいるかぎりリンは死なぬ…とアインの亡骸を抱きかかえながらそういうのだった

墓場に横たわるアインの遺体 …アスカも震えながらその顔に手を添える…
マミヤは泣いてもいいの、とアスカに言うが…

「ううん わたし泣かない… わたしが泣いたら パパ眠れない」

父の死に…アスカは気丈にそう答える その言葉に、皆が涙を流すのだった
そしてアスカは、父アインの形見のグローブをケンに渡す 
なぜおれに、と問うとアスカはパパも喜ぶと答える 
アスカの答えにケンもそのグローブを握り締め、涙を流しながらアスカを抱きかかえるのだった

「アイン!! 約束しよう おまえの死は決してムダにはしない!!」

<続く>
0003マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/08(日) 17:51:47.38ID:???
ついに再会を果たした天帝とファルコ… 
バットも、アイン…彼が命を賭けて望んだ光景を前に彼に語りかける

「アイン みえるか おまえが死を賭けて望んだ光景だ!!
 たしかに告げようおまえの最後を!!
 愛娘アスカに……そして語り続けよう おまえの生き様を!!」

  <第160話 永遠なる父の魂!!の巻>

……不意にミュウが気づく、リンの姿がどこにも見えないことに
まさかまだ地底に埋められた奴隷達を探しに回っているのか…!

濁流の流れる帝都の中を歩くリン そこに瓦礫に潰されたサイヤの姿を見る サイヤを助け出すリンだが… 
だが帝都内にはまだジャコウの兵士がうようよしている、ここに長くとどまっていてはリンも危ないが
それでも取り残された人たちがまだ…、とリンの意志は固い
そこにもう一人瓦礫に潰された人の姿を見つけるリン 瓦礫を持ち上げ助け出そうとするが
助け出した人物は、ジャコウの息子ジャスクであった…!
助け出されたジャスクが起き上がると、即座にサイヤとリンをぶんなぐり、しかけた爆弾とリンの身柄を奪う

「へっへっへっ ありがとうとはいわないぜ どうやらオレは悪運は強いらしいな!!
 へえっへへ〜〜みてろよ 親父の敵は必ずうってやる!!
 ファルコ てめえが作ったこいつで皆ふきとばしてやる!!」

バット達もリン達を探そうとするが、一足遅く帝都が爆発に包まれる!!
爆発とともに崩れゆく帝都の塔、運河に流れる瓦礫とともにジャスクとリンの姿が運河に浮かぶ

「へへへ ヒャハハハハ!! ケンシロウ―――!!ファルコ―――!!
 まだまだきさまらの戦いは終わらぬ!!
 はるかに過酷な戦いに叩き込んでやるわ!! 必ずやきさまらに死を与えてやる!!
 ファ――ハッハ ヒャハハハ」
0004マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/08(日) 17:52:22.00ID:???
高笑いをあげながら、ケンとファルコに(聞こえるはずのない)宣戦布告を叫び
ジャスクとリンは運河を流れ去ってしまうのだった

崩壊していく帝都の光景… なぜリンと再会したのにすぐに離されてしまうのか…
その運命の悪戯に天帝ルイも涙を流す リハクもその運命に苦悶の表情を浮かべる

「天はなぜ この悲運な姉妹に平穏を与えぬ
 まだ北斗 元斗の力が必要だというのか……… ふたりの拳の力が」

だがケンも、おれがいるかぎりリンは死なぬ…とアインの亡骸を抱きかかえながらそういうのだった

墓場に横たわるアインの遺体 …アスカも震えながらその顔に手を添える…
マミヤは泣いてもいいの、とアスカに言うが…

「ううん わたし泣かない… わたしが泣いたら パパ眠れない」

父の死に…アスカは気丈にそう答える その言葉に、皆が涙を流すのだった
そしてアスカは、父アインの形見のグローブをケンに渡す 
なぜおれに、と問うとアスカはパパも喜ぶと答える 
アスカの答えにケンもそのグローブを握り締め、涙を流しながらアスカを抱きかかえるのだった

「アイン!! 約束しよう おまえの死は決してムダにはしない!!」

<続く>
0006マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/08(日) 18:46:09.08ID:???
うーん…しかしこれ以上ケンの相手になるようなヤツいるか…?
また連載初期みたいにリンの後を追いつつモヒカン達をあたたきのめす路線に戻るのかねえ
0007南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/09(月) 17:03:32.86ID:???
とある世紀末の砂浜…目の前に広がる大海原を前に、ファルコとミュウの姿があった

「やはりここを渡ったか ジャスク この世にたったひとつ残された この死の海を
 この海を渡り そして生きて帰った者はいまだかつてひとりもおらぬ」

  <第161話 危険な獲物!の巻>

この海の果てにあるのは、戦いの修羅しか生まぬ国があるという

「その国を統治するものは武の掟!!
 そこには我らが北斗 元斗 南斗の源流ともなった四千年の歴史をもつ拳法があるときく!!
 男子の生存率は1%!!15歳までに百回の死闘をくりかえし生きのびた者にしか生を許さぬ恐るべき国だ!!

 このファルコとケンシロウがリンを追うのは自明の理!! しかし戦士の国は鎖国が掟 決して侵入者を許さぬ!!
 ジャスクはリンをオトリとして おれとケンシロウを地獄へ誘っているのだ!!
 だが そこにいかなる地獄があろうともおれは この海を渡る!!
 このファルコ 生まれて初めておのれの意思で戦うことができるのだ!!」

(ケンシロウ…アイン…この命を賭けて リンはこのファルコが連れて帰る!!)

近所の猟師がその死の海に船を出してるが、今日も収穫なしの様子
そこに霧の中から海賊船が猟師の小船の前に現れる! 海賊は猟師にモリを放ちその頭を貫いてしまう 
そしてその死体ごとモリを引き上げると猟師の持っていた水を奪うのだった
…するともう一人カモを見つけたと見張りが言うが、その船はまっすぐ海賊船に向かってくる
その船の上に乗っていたのは、グラサンをかけたケンシロウであった
海賊たちはニタニタ笑みを浮かべて、ケンシロウの船にモリとボウガンを放ちその船を蜂の巣にするが
ケンはいつの間にか海賊船に乗り込んでいたのだった そして海賊達を回し蹴りで一掃してしまう
0008南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/09(月) 17:04:21.59ID:???
「おまえらのおかげでおれの船は使いもんにならん この船をもらう!!
 この海をこえた陸まで運んでもらおうか」

正気か、と抵抗する海賊だがその顎が思いっきり蹴飛ばされた
涙目で操舵輪に向かうハゲ海賊だが、ケンの後ろからその海賊の頭と思わしき男が現れる

片手片脚が義足になった海賊の頭 赤鯱(あかしゃち)はケンに向け手槍を降るが容易くとめられる
続けざまに義手のクローを飛ばすがコレもケンの肩をかすめ そして赤鯱のどてっぱらにケンが蹴りをぶちこむ!
悶絶する赤鯱だが…眼帯からも針が放たれる!がケンのアッパーがぶちこまれた
眼帯から放たれた針は、哀れビビビと宙に撃たれる 義手の鎖をひっぱりこんで赤鯱の顔面にびんたべしべし
さらに鎖を思いきり引っ張り、海賊船の壁にその体が叩きつけられてしまうのだった 

頭の赤鯱でも歯が立たぬことに狼狽する海賊 
そして海の向こうを指差すケンに、海賊たちは恐れおののき逃げ出してしまうのだった
船を動かす人間もいなくなってしまったが…そこに赤鯱が起き上がりケンに声をかける

「フッ……心配いらねえよ! 船はわしひとりでも動かせる
 オレが地獄への三途の川を渡してやるぜ」

赤鯱が言うには、二日前にもひとり海を渡った男がいるという その言葉にケンはファルコを浮かべる
あんたは一体何のために海を渡るのか…赤鯱の問いに、ケンはグラサンをかけ直し答える

「失ってはならぬもののために!!」

<続く>
0009マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/09(月) 17:24:31.44ID:???
グラサンケンはなかなかキマってるな。
ケンが手に嵌めてるのはアインのグローブかな。
0014マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/09(月) 22:27:04.21ID:???
海がここにしかない&渡る者がいないのに海賊はいるのか…
あんなちまちま近所の猟師から水や食料奪うくらいなら素直にモヒカンやってりゃ良いのに
0015マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/10(火) 08:31:28.63ID:???
初期の頃、北斗神拳は中国から伝わったとか言ってたし、
修羅の国はやはり中国かな?
0016南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/10(火) 18:16:00.74ID:???
「フッ………失ってはならぬものだと!? 金か…女か?
 ヘッ……理由などはどうでもいい だがこれだけはおぼえておくがいい

 あんたが渡る海は地獄!! 大地は流血に染まり そしてそこに生きる修羅どもは強大非情!!」

  <第162話 いざ!修羅の国へ!!の巻>

一足先に、その地獄へと辿り着いたファルコ 砂浜に上がり、ファルコが最初に目にしたのは
大岩に縛られ、おびただしい矢に貫かれるジャスクの兵達であった…!
…そして、そこに瀕死のジャスクの姿もあった ジャスクの言葉では、リンはこの国の修羅に連れ去られてしまったという

「へへへ追うがいい 追って死ぬのだファルコ!! ヘッヒッヒッヒッ それがこのジャスクの狙い!!
 ヒッヒッヒッ 北斗 元斗ともにこの地で果てるのだ〜〜!!  おごっ」(ガクッ

そう言い残し事切れるジャスク 冷や汗混じりながらもファルコは歩みを進めようとするが
その時、突如砂浜から何者かが飛び出し、ファルコにナイフを突き立てる!!
ナイフに手を刺されるが、ファルコも元斗皇拳で襲撃者を返り討ちにする

(なんということか このファルコに気配を悟られることなく間合いに入ってくるとは…)

元斗の炎に焼かれる襲撃者を尋問しようとするファルコだが
襲撃者はその程度の腕ではこの国の修羅には遠くおよばぬと言い残し、元斗の炎で消滅してしまうのだった

ケンと赤鯱サイドに視点が移る 赤鯱は沈む夕日をみて涙を流すが…?
そこに、ケンがその側に立っていたことに気づく赤鯱

「へっ……いたのかあんた…… どうも夕陽をみるとあいつらのことが思い出されてな……
 きてくれ あんたにみせたいものがある」
0017南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/10(火) 18:16:43.33ID:???
赤鯱がそういうと…ケンは蝋燭の並ぶ部屋…海賊達の簡素な供養部屋に案内された

「かつてオレは百名の兵を率いて あの国へ攻めいった………新天地を求めてな
 だが結果は無惨なものだった

 なんとオレたちはたったひとりの敵の前に敗れ去った!!
 百人の兵が一瞬にして!!すさまじいやつだった!!
 し…しかも百人の部下を失い、この眼と腕と足をもがれながらもオレがみた光景はさらに凄絶だった!!」

百人の海賊の死体が転がる中に立つ一人の仮面の男 そして男はその仮面を取ると…

「な…なんとそいつはまだ15にも満たないガキだったんだ!!
 オレはこの時初めて悟った 修羅の国といわれる意味とその底知れぬ恐怖を!!
 そ…そしてオレは当時15になるわが子を置きざりにしてしまった!!

 おそらく もう生きてはいまい  オレにはもはや帰る地がない
 あの国に行くに行けず こうやって海賊として百人の魂と共に海をさまようことしかできぬ
 この海が息子との唯一のつながりよ」

……その時、突如船の天井から槍が飛び出す!?
だがケンは動じずその槍の穂先を握り潰し、船室の外へ飛び出す
そこに立っていたのは、修羅の国に属する屈強な男であった
ケンに向け棍の一撃を放つ男 ケンは容易くその棍を破壊するが、破壊された棍から鞭が飛び出す!?
飛び出た鞭でケンの体が絡め取られ、男はニヤリと笑ってナイフを取り出すが
そのスキにケンは鞭ごと男の体を引っ張り込み、顔面に連撃をぶち込む! 
そして男はケンの北斗神拳を受けて爆発してしまうのであった 目の前の光景に驚愕する赤鯱
…ケンは赤鯱から息子の名を問う 万一の期待を込めて…ケンもボートで修羅の国へと向かうのであった

「まとう 万が一の期待をもって… だが!! あの男でもあの国はビクとも揺らぐまい!!」

<続く>
0018マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/10(火) 23:38:00.63ID:???
次号からジョジョ始まってたりするけど
まだこの頃までは北斗とドラゴンボールの2強って風情でキン肉マンは終了直前
メイン読者層以外は上手い具合に他がカバーできてる
しかし星矢が急激に伸びていくんだよなぁ・・・表紙になるのもドラゴンボールと星矢が増えてる
0019マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/11(水) 15:51:52.87ID:???
修羅の国でどんな強い敵が現れるんだろう
4千年の歴史の拳法と聞くし
0020南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/11(水) 17:44:55.41ID:???
修羅の国の大地を間近に見据え、赤鯱は甲板にどっかり座りケンを待つ
そしてその大地に辿り着いたケンを出迎えるのは、二人の仮面の男であった

  <第163話 修羅道!忍棍妖破陣!!(にんこんようはじん)の巻>

仮面の男二人は、問答無用でケンに襲い掛かってくる!
襲い来る二人にケンは手刀で空を切ると、そこから放たれた風圧が二人を切り裂く!!
リンの所在を問いただすが…仮面の男は聞いたところでどうにもならぬ、と言い残し息絶える

……そして、さらにその先でケンが見た者は… 片脚を失ったボロボロの姿のファルコであった…!
ボロボロのファルコは、ケンにもたれかかるように倒れ…
そこでケンが気づく、ファルコの体にはケンがつけた拳の跡が残っていることに…!

「おまえはこの体のまま海を渡ったのか!?」
「ああ…それがわが使命…  戦わねばならぬ敵がいる 救わねばならぬ人間がいる…
 ならばこの肉体は動かずとも魂は這ってでも前へ進む
 ケンシロウ……おれもまた拳士… そして元斗皇拳の伝承者よ!!
 ケ…ケンシロウ すまぬ…リ…リンを助けることができなかった ゆ…許してくれ」
「ファ…ファルコ!! おまえという男は!!」

……そこに、二人の前に現れたみつあみの仮面の男
彼がファルコを下したのか、その手にはファルコの義足が持たれていた
そしてその男は義足を捨て、仮面を外すとケンと対峙する
その男の顔を双眼鏡で覗き込んでいた赤鯱も驚愕する
奴こそが赤鯱の片手片脚と部下百人と奪った男であった
0021南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/11(水) 17:45:40.21ID:???
ケンはそのみつあみ男を前に、指の骨を鳴らして臨戦態勢
それをみて、背中から二本の棍棒を取り出し、みつあみ男が襲い掛かる!
向かってくる男に拳を突き出すが、男は棍棒を伸ばし宙に舞い上がることで回避する
そしてケンの頭上を取り、棍棒と蹴りを矢継ぎ早に繰り出す巧みな空中殺法で攻め立てる…!

「ケンシロウ!!気をつけろ その男は二本の棍を己の手足のように使う!! この国の拳法の源流は深い!!」

男は棍をたたみ、背中にしまいつつ元斗皇拳の伝承者 ファルコを挑発する
その挑発にファルコも苦悶の声を浮かべ… ケンも怒りに燃える!

「おれと戦っていなければ たとえ片脚といえど おまえなどファルコの敵ではない!!
 くるがいい その意味を教えてやろう!!」
「フッ!! おもしろい みせてもらおうか!!」

再び棍をのばし空中殺法を仕掛けようとするみつあみだが、ケンもともに空中へと飛び上がる!
とっさに棍を伸ばし着地しようとするが、その瞬間棍が輪切りにされてしまう
さらにその顔にも傷がつけられ、狼狽する表情のみつあみ男に向け、拳を握り締めるケン

「男の誇りを汚す者には 死こそふさわしい!!」
「ぬううう たぎる!! 久しぶりに修羅の血がたぎるわ!!」

<続く>
0023マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/11(水) 21:15:12.03ID:???
病み上がりで無理したから仕方ない
ファルコは生真面目すぎたのが命取りだったな
0024マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/11(水) 21:30:55.46ID:???
こんなに早くやられるとは… せめてリンの手掛かりを掴むなり
何か役に立ったり、レイみたいに強敵と闘って華々しく散ったり
ライバルキャラを出して対戦させて貰えたりしないの?

帝都編でファルコに殉じた多くの人たちの立場は一体…
0025マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/11(水) 23:42:52.20ID:???
別の国なせいで因縁のライバルとか出せそうにないしな
正直死なせ方がもったいないとは思う
0026南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/12(木) 17:09:10.50ID:???
  <第164話 誇りとともに!の巻>

対峙するみつあみ男に、名を問いただすケンだが
彼は名乗ることを許されぬ、名無しの修羅の一人に過ぎないという

「だがきさまは知らぬ! そのひとりの修羅すら数百の屍を築き ようやく修羅と呼ばれることを」

その言葉とともに、名無しの修羅は大量の手裏剣を取り出し一斉に投げつける!
…だが、その手裏剣はすべてケンにかすりもせず外れてしまうが…?
それを前に、名無しは終わりだ、と言い放ち背を向けて去ろうとするが…?
その瞬間、投げられた手裏剣が砂の中から飛び出しケンに襲い掛かる!!

…だが、その手裏剣はケンに容易くキャッチされてしまい、投げ返された手裏剣が名無しの顔の横をかすめる

「フ…甘いなケンシロウとやら なぜわざとはずした
 このオレを倒すチャンスはそのファルコとの戦いで疲れを残す今しかなかったものを!!
 そのファルコも戦いの最中足が折れねばこのオレに傷のひとつはつけたであろう腕ではあったがな…
 だが修羅の国では死はすなわち敗北! 
 戦いに一切の情けはかせぬ!修羅の道とは手段を選ばずただ勝ち生き残ることのみ」
「やはりな そうでなければきさまはファルコには勝てぬ!!」
「ほ〜〜〜おもしろいことをぬかす!!」

すると名無しは今度はクナイを取り出し、ケンに投げつけるが
それを横から義足を付け直したファルコが割って入り、投げられたクナイを一斉に束ねて奪い取る!
0027南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/12(木) 17:09:34.81ID:???
「くく…ケンよ!北斗神拳には一瞬の生を呼びさます刹活孔があるときく
 この海を渡る時より 死はすでに覚悟の上
 このままではオレはじきに死ぬ!!死すならば誇りとともに!!」
「生は一瞬 その後は死すら残らぬぞ!!」 
「承知!!」
「ファルコ!! まつ死よりあえて誇り高き死を選ぶか!! 
 さすが元斗皇拳伝承者!! おまえの魂しかと受け取った!!」

そしてケンがファルコの秘孔をつき、ファルコはその身に一瞬の活力を取り戻す

「フ…おまえたちの行動は不可解だが なかなかおもしろいことをする
 いいだろう 冥土のみやげにオレの秘法拳をみせてやろう

 は〜〜〜 凡羅破魅陀(はんらはみだ) 亜仏弟斗羅(あぶてとら)
 す〜〜!! 修羅忍道 破魔砂蜘蛛(はますなぐも)!!」

すると名無しは砂浜の砂を一気に巻き上げるように両手両足をばたつかせると
名無しは砂の中へと姿を隠す… 砂浜にうっすらと浮かび上がり、ファルコへと近づく名無しの修羅だが…
それを前に、ファルコも元斗皇拳奥義 滅凍黄凄陣(めつとうこうせいじん)を放つ
ファルコの放つ闘気が砂浜に放たれると、その砂地が凍り付いていき
凍りついた砂浜にヒビが入り、そのヒビに向けファルコが拳を突き刺す!!
これにはたまらず地中から飛び出す名無しの修羅 そのまま宙に飛び上がった名無しがファルコに向け拳を突き出す
0028南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/12(木) 17:09:49.95ID:???
「こっ…こしゃくなまねを!! 毒蜘蛛手刀 滅杷妖牙(めっぱようが)!!」
「ぬおお!! 元斗猛天掌(げんともうてんしょう)!!」

ファルコもその手で受け止めるが、名無しの手刀がファルコの手を貫通するものの
そのままファルコは空いたほうの手で名無しに元斗皇拳の一撃を放つ!
その一撃に、名無しの肉体が真っ二つに切り裂かれる…!

「ケ…ケンシロウ見届けよ これがおれの最後の
 元斗皇拳秘奥義 黄光刹斬(おうこうせつざん)!!」

「たしかに見届けた ファルコ!!」

<続く>
0029マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/12(木) 20:48:54.48ID:???
ファルコにしっかり見せ場があったのはうれしいが
砂場で手足をバタつかせる修羅の姿はシュールだw
0030マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/13(金) 00:35:25.46ID:???
えー・・・なんか今までボスキャラの風情を見せていたキャラが
こうもかませ犬にされる展開ってあんまり知らないなぁ
いや本調子じゃなかったとか色々理由はあるんだろうけど
ウォーズマンとかもそうだけどジャンプじゃ敵の強者が味方になると弱体補正入るんかなあ
0031マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/13(金) 14:04:56.20ID:???
刹活孔って疲労や衰弱みたいなのじゃなく、こんな物理的な損傷でも効果あるのか。
0032南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/13(金) 17:28:03.43ID:LYS20zio
冒頭 血塗れのファルコに、ついに最後の時が訪れようとしていた…

「ケンシロウ どうやら最後の時がきたようだ………
 できれば皆が住む国が望める所へ…」
「………わかった…」

  <第165話 死を喰らうヤツら!!の巻> (本日巻頭カラー&二色カラー)

瀕死のファルコは、ケンに抱かされながら沈みゆく夕陽を見ていた…
この美しい夕陽が沈むとき、元斗皇拳も滅びるであろう… 無念に涙を流すファルコ…
……その時、夕陽から元斗の伝書鳩が二人の前に下りてきた (ここから二色カラー)

伝書鳩の足に結ばれた手紙に書かれていたのは、ミュウがファルコの子を宿したという喜ばしい報告であった

「………これで元斗皇拳は滅びぬ! おまえの子がきっと立派な伝承者となろう」

ファルコは元斗も紋章が刻まれたボタンを伝書鳩に託し
飛び去っていく鳩を見届け…ファルコの魂もまた天に帰る…

ファルコの魂が弾けるような光景が浮かび上がり、リンが飛び起きる
目が覚めたリンがいた場所は、牢獄のようなところであった…
…そこに牢獄の入り口が開かれ、リンは身だしなみを整えるように言われどこかへと連れて行かれる
リンが連れられた場所は、二人の修羅が対峙する闘技場であった

「あの戦いの勝者におまえが与えられる!! おまえはそのエサだ!!
 ヤツ(たらこ唇のヒゲ)は今までに122戦し そのうち105人は2分以内に倒した!!
 そしてヤツ(赤毛のモヒカン)は155戦しそのすべてを3分以内に倒している!!
 いずれも名を許されても恥じぬ修羅よ!!」

そしてリンはその闘技場を統べると思われる修羅の将の下へ送られる
その郡将が合図をし二人の戦いが幕をあける
0033南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/13(金) 17:28:35.30ID:???
戦いが始まる最中、郡将が杯を持ちつつリンの首をつまむ
するとその小指にリンの血が流れ、杯の水にリンの血が落ちる

「は!? き……傷がない……!!」
「フ…心配はいらぬ わたしは傷をつけずに内臓をぬきとることもできる
 おまえの血を入れたこの聖杯の聖酒を勝者はのむ!!
 その時おまえは勝者に与えられその子を産むのだ!!」

そうしてる内に修羅の戦いに決着がついたようで、膝をつくモヒカンがヒゲを睨みあげる

「おまえは ただ155人の男を倒しただけ しかしオレは男を選び闘ってきた!!
 しかも2分以内に倒さなかった男たちは倒す価値もないと見切ったゆえ!!」
「フ…… このオレの負けだ!! と……とどめを刺せ!そして わが血をおまえの中に!!」

そしてこの決着も2分きっかりで決着がつき、放たれた一撃が赤毛の首を貫く!!
その血で濡れた指を胸に塗りたくり、その魂を自らに刻む…

「愛羅承魂(あらしょうこん)!! この男の血はわが血の中に!
 そしてこの男の血と傷でオレはさらに強くなろう!!」

(こ…この国の男たちはちがう!! この国では死は消滅ではなく強者の血の一部となって甦ること!!)

ヒゲが郡将から聖酒を貰おうとするが…郡将はその聖杯の酒を血に落としてしまう!?
なんでも胸に七つの傷を持つ男に修羅の一人が倒されたという 
その侵入者を討ち果たせることが出来れば、望みをかなえるとのことであった
郡将の言葉に、ケンの姿を浮かべるリン… そしてヒゲは造作もないと不敵な笑みを見せるのだった

<続く>
0035マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/13(金) 19:28:58.88ID:???
子供でも女でも容赦ないからな…
バットとリンはさすがに死なないとは思いたい
0036マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/13(金) 19:42:54.74ID:???
人気があっても有能な人間ほど退場する。リハクが生きてるのが証拠。
0037マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/13(金) 19:54:34.90ID:???
そういやギルはどこに行った?ぜんぜん見かけないが。
0038マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/13(金) 19:59:24.84ID:???
バット、リハクと一緒に留守bゲフンゲフン 世紀末の治安維持に努めてるんだろう
ケンが修羅の国に行っちゃったけど天帝軍の残党がいないとも限らんし
0039マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/14(土) 16:52:46.51ID:???
ミュウのお腹の子がファルコの子であるという確証は…?
考えたくはないがジャコウの子の可能性もあるんじゃ…。

あと、その子には誰が元斗皇拳を教えるんだろうか?
0040南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/14(土) 17:04:07.89ID:???
あたりに転がる修羅の死体…ケンの快進撃にうろたえる仮面の修羅
冗談じゃないと逃げ出そうとする修羅だが、不意に滝から現れた腕にその顔面が掴まれ その顔が切り刻まれる!!

「恥を知れい!! だからうぬらはその仮面をとれぬのだ!!」

そしてケンの前に現れたのは新たな修羅の強者、たらこ唇のヒゲ男であった

  <第166話 野望の仮面!の巻> (本日二色カラー)

ケンと対峙する修羅は隣の小男からマントと杖を受け取り、杖に飾られた砂時計を流しはじめる

「2分だ!! オレは今まで常に敵を2分以内に倒してきた!!
 この砂が尽きる時 きさまの命も尽きる!!」

そして修羅は片腕にマントを纏わせ構えを取る …が
それを前にケンは、「おれが戦う相手はどっちだ?」と尋ねる

「フッ たわごとを…このオレのほかにだれがいる!!」
「そうか おれはそっちのボロをまとった男かと思ったのでな」

その言葉に怒りを露わにする修羅がケンに襲い掛かる!
猛烈な突きの連激がケンを襲う ケンもその拳を返すが回避され修羅のまとったマントを突いてしまう
…その毒牙を含んだマントを突いた影響で、ケンの拳がしびれ意識も朦朧とする…
時の砂ももうすぐ尽きようとし、修羅が勝負を決めにかかる!
無数に分裂した修羅の攻撃がケンを仕留めようとするが…
それを前にケンはおもむろに回転を始め、襲い掛かるすべての修羅の幻影に百裂拳をぶちこんだ!!
0041南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/14(土) 17:04:35.57ID:???
砂は尽き…ケンの勝利でその戦いは幕を下ろす …それを前に修羅の付き人だった小男がケンに声をかけた

「……北斗神拳… そうか…あんたも北斗一派の拳を使うのか…」

北斗の一派…その言葉に反応を示すケン 北斗の名を冠した拳法は北斗神拳のみのはずだが…
だがこの国には北斗の源流となる、北斗の名を冠した拳法があるというが…
小男はその拳法の使い手を一人だけ知っているといい  ……ゴーグルからうっすらと見える瞳が鋭さを帯びる…
とりあえず小男は帰り支度、その前にケンになぜこの国に来たかを問いただす
ケンの目的はリンの行方 その行方を問いただすが小男は知らぬといってヒコヒコ歩いて何処かへと消えるのであった

(二色カラーここまで)

修羅の居城、その牢獄に幽閉されるリンだが そこに先ほどの小男から食事を運ばれる
……北斗神拳を知っているか、という小男の言葉にリンは反応を見せる

「ま…まさか あなたはケンシロウを………!!」
「フフフ… オレは愚者の仮面をかぶりこの日がくるのをまち続けていた!!
 しかもおまえのような切り札をあわせもつ好機をな!!」
「!! あなたはこの国の人ではないですね…
 この国の人には匂いがありません…でもあなたには人の匂いがある でも…なぜここに」
「フ…フフ そのとおり オレはこの国の人間ではない!!」

その言葉に、小男はそのボロとゴーグルを脱ぎ捨て…その姿を偽る為の膝立ちの拘束具を外し
立ち上がったその姿は、腰まで伸びた長い長髪の屈強な男であった

「やつは強い!! これから多くの修羅を倒すだろう そしてやつの出現でこの国は大きく揺れる!!
 だが やつは血を巻く赤きハリケーン!! いつか修羅どもと共に消え去るのみ!!」
「そ…その後は…」

「もうひとつの 北 斗 が輝く!!」

<続く>
0043マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/14(土) 19:40:55.54ID:???
もうひとつの北斗か、なんだか一気に話が動き始めた予感
0044マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/14(土) 20:20:22.31ID:???
砂時計の人は名のある修羅のわりには微妙だったな。砂蜘蛛さんのほうが強そう。
0045マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/14(土) 21:05:50.96ID:???
北斗なんとか拳108派始まるの?
そしたら元斗の方がレア感でちゃうよ
0047南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/15(日) 17:01:42.29ID:???
リンに正体を明かした後…その謎の男は再び小男に身を偽る
彼はリンをどこかに案内しようとしているようだが…?

  <第167話 闇の羅刹!の巻>

リンと男が居城を出た頃、修羅たちもリンが牢獄から消えてしまったことに気づく
郡将もその報告に不敵な笑みを浮かべ…修羅の追っ手を差し向けるよう指示を出す
…修羅の国の荒野を歩く二人 そこにバイクを走らせる修羅の追っ手が二人に追いついた
そしてその修羅は小男をひねり殺そうと迫るが…

「え〜〜〜つかぬことを伺いますが あなた様おひとりでこられたわけですか?
 あたりにはだれもいませんな?」「おらん!!」
「だったら帰んな!!おまえじゃ役不足だ!!」

その言葉に怒りを露わにする修羅 だがその一撃を小男は容易く回避してみせる!

「むっ!? きさまらは戦いに負けて死にきれなかった男たち!!
 両足の腱を切られボロとなった者がなぜ飛べる!!」
「オレはまだだれにも負けたことがないんでね」

そして男はボロ布を脱ぎすて…修羅を圧倒する長身の男の体躯に面食らう修羅
…放たれた突きを前に両腕を広げ余裕で待ち構える男
その突きは男の強靭な肉体にまるで通じず、逆にその指がへし折れてしまう!
そして男の放つ両突きが修羅の額に突き刺さる!!

「北斗琉拳(ほくとりゅうけん) 渇杷玩(かつはがん)!!」
0048南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/15(日) 17:02:33.03ID:???
「ほ…北斗琉拳!?」
「琉とは輝く玉!すなわち北斗琉拳とは あらゆる拳法のなかで唯一輝く拳
 最強無比の拳法なのだ!!」

そして秘孔を突かれた修羅は、その肉体がぐしゃっと潰れてしまった
こうして容易く修羅を下した男 再びリンを連れてどこかへ向かおうとするが…

「!? しまった まだほかにもいたようだな」

その前に修羅の軍勢とそれを率いる郡将がその前に立ちはだかる!
郡将はその拳法、北斗琉拳をどこで鍛錬したのかを問いただすと、その男はニヤリと笑みを浮かべ…

「天空に北斗七星輝く時……」
「なにい!!されば修羅を喰う獣と恐れられ 羅刹と呼ばれる男はきさまであったか!!」
「フ…そうだ!! 行方不明とされる村の長たち
 村を与えられた修羅どもをこの世から消したのはこのオレだ!!」

……その戦いが幕を開けようとする最中、とある町に足を踏み入れるケン
その町の様子が騒がしいようだが…ケンが町の人に問いただすと
老人は通りのど真ん中で立ち尽くす修羅を指差す 

「み…三日前に羅刹があらわれて…… この地を収める修羅様を!!
 そ…それ以来足も動かずに口も聞けず まるで石の様に!!
 そ…そして天空に北斗七星輝く時死ぬといい残して!!」

…そしてその夜空に北斗七星が輝くと…修羅の全身がへし折れ潰されてしまう!?

(こ…これは 北斗神拳奥義 幻闇壊(げんおんかい)!! しかし この拳はなにかがちがう!!)
0049南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/15(日) 17:02:50.10ID:???
その異様なる光景に、ケンの額にいやな汗が滲む…
一方、リンサイドに再び視点が移る

「よくぞ今までその正体を隠し通したな……
 しかしなぜ正体そさらすような危険をおかしてまでこのようなことを」
「この女がほしくなったのでな」
「フ…この国では強ければよい 罪はとわぬ よかろうその女はおまえにやろう
 しかも北斗琉拳を使うときけばこの地を治める郡将としておまえにも名をゆるさねばなるまい
 なんなりと名のるがいい」

「フン オレの名ははじめから決まっている シャチだ!!」

「鯱か…いい名だ」
「それともうひとつ望むものがある オレの正体を見たきさまの首だ!!」

郡将に向けてそういい放つシャチ そしてその夜空には北斗七星が煌々と輝く…

<続く>
0051マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/16(月) 00:03:59.89ID:???
戦いに生きる修羅を殺して回る存在を羅刹と表現するのはなかなかうまいと思う
当面はシャチがトリックスターとして修羅の国をかき回してくれそうだ
0052マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/16(月) 03:34:25.10ID:???
修羅の国の人間じゃなく名が鯱って事はこいつがあの船長の生き別れの息子?
何故そんなのが砂蜘蛛より強そうで北斗琉拳などという凄いものを使えるんだ。
0053マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/16(月) 08:57:11.87ID:???
第二部になってからなんかのめり込めなくなってきたなぁ
今でも絵的な迫力や劇画的な重いストーリーはジャンプ随一なんだが
0054南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/16(月) 17:09:23.36ID:???
(……羅刹……鬼を喰らう魔物か…… 一体なにを狙って修羅を喰らう…)

謎の羅刹の存在に、険しい表情を浮かべるケン 彼の目的は一体…

  <第168話 修羅狩り序章の巻>

同じ頃、シャチと郡将カイゼルとの戦いも始まろうとしていた
だがまずは部下で小手調べと二人の修羅を差し向ける
武器を持った二人の修羅は、シャチの左右に陣取りじりじりと距離を詰めにかかる
そして二人は同時にシャチに襲いかかるが、その二人の拳の速さをとっさに見切り片方の顔面に拳をぶち込む!

「ほう…あのふたりを同時に倒すことは不可能とみて
 間合いの一瞬の差を見切り一方の敵に背をさらすとは!!」

後ろの修羅の攻撃もどうにか髪を掠める程度で済み、背後からの攻撃を追い返すシャチ
…顔面を強打された修羅が、シャチの北斗琉拳によりその体が一気に潰されてしまう!
その光景にうろたえ、僅かに後退してしまうが…

「修羅のうしろに道はない!! おろか者めが!!」

恐怖を感じてしまった修羅に、カイゼルの制裁が下される!!
その一撃に、修羅の傷一つない脇腹がみるみるうちにへこんでいき、血を吐きながら修羅は絶命してしまった
抜き取った修羅の肋骨を粉みじんに握りつぶし、にやりと笑みを見せるカイゼル

「肋骨か」
「そうだ! このオレは血一滴流さずに一瞬にして敵の内腑をひきちぎることができる!!
 味わってみるか わが拳 孟古琉 妖禽掌(ようきんしょう)!!」
「食いつくしてやるわ!! きさまの存在ごとな!!」
0055南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/16(月) 17:09:40.43ID:???
そして互いに構えを取り、対峙するシャチとカイゼル
戦いが始まる前に、カイゼルは一つだけ問いただす なぜリンを奪おうとするのか…?
シャチの狙いは、リンを狙いその後を追ってくる男の存在だという

「なにい!! 女の…たかが女のためにこの修羅の国に追ってくる男がいるというのか?」
「この国の人間にはわかるまい!! 男はおのれのためにのみ生きず!!」

その頃、夜の修羅の街… 
一人の少年修羅がその夜の街を逃げ出そうとしていたが、そこを修羅の追っ手に捕まってしまう
なぜ戦わぬのか、と少年修羅に問い詰める追っ手 
どうやら修羅になるための最初の試練の相手が、その少年の友人だったようだ

「親友をどうして殺せる!! オレは憎しみのない戦いはできない!!」
「邪教の家に生まれたガキのようだな 修羅の道を拒むものあればその一族すべてこの世から消さねばならん」
「!! な……ならばオレはあんたたちを倒す!それなら戦える!!」

そして少年修羅は勇敢に立ち向かう  …だがその攻撃は容易く一蹴されてしまう
少年を始末しようとするそんな中、天に輝く北斗七星にいやな感じを覚える修羅二人
…そこに何ものかの気配を感じ取り、警戒を強める二人 …その背後に輝く北斗七星の輝きが薄れ…
輝く北斗七星を背に、ケンシロウがその前に現れる!!

「も…もしやきさまがあの修羅か!!」
「…まあおまえたちが死ぬことにかわりはない」

襲い掛かる二人の修羅を容易く下すケン 破裂する二人の姿に北斗琉拳!?と少年修羅は眼を見開く
その北斗の名を冠する拳を聞き…少年修羅にその拳を使う男を問いただすと、少年はコクりと頷き

「シャチ!! 名前はシャチ!! ボクの姉が愛した人だ!!」

シャチと言う名に、ケンは反応を示す…

<続く>
0056マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/16(月) 20:56:56.45ID:???
修羅の国にも人の匂いがある奴らがいるのか。
みんなガキの頃から砂蜘蛛もみたいな奴じゃないんだな。
0057南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/17(火) 17:01:55.55ID:???
     ―この国の男たちの目的はひとつ それは戦いに勝つこと―
      ―地上を埋めつくす修羅たちは互いに命を喰らいあう―
       ―どれだけ人を殺せるか どれだけ自分が強いのか―
  ―だけどなにかがちがう なにかを忘れてる  それはなんなのか 思い出せなかった―
             ―でも姉は知っている―

ケンは少年修羅の案内で、修羅の町の地下深くに案内される
その部屋には、子供達が見上げるその前に立つ一人の女性の姿があった

  <第169話 地上最凶拳!の巻>

少年達に愛を解くその女性 愛ってなに?と聞く少年に女性は微かな笑みを浮かべ

「もし お友だちや好きな人が死んだら哀しいでしょ その心はだれが教えたものでもないわ
 生まれた時からだれもが知っている 決して消すことはできない心
 たとえどんなに人殺しや裏切りがあっても 人が最後に安らげる場所  それが愛なのよ」

「ぼくもここで教わりました そして今は姉のいうことが真実であることを確信しています」
「しかし哀しいことじゃ この国でいくら愛を叫んでもだれにもきこえない!
 いや むしろ愛を叫びとなえる者は殺される」

たしかにここにもシャチはいたそうだが…北斗琉拳がシャチをおかしくさせたといういう少年…

一方カイゼル対シャチの対決に場面は移る
放たれたカイゼルの攻撃をどうにか掴もうとするが、その拳の速さに失敗してしまう
ならば足か、と下段蹴りを放つシャチだがカイゼルが放つ闘気に下段蹴りが阻まれてしまう

「手の次は足か 甘い読みよ! きさまの拳ごとき見切るまでもない!!
 このカイゼル様と戦うには百年早かったな!!」
0058南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/17(火) 17:03:01.46ID:???
ケンのほうは、シャチという男の向かう先に心当たりがあれば、と女性に問いただしていた
その問いに女性は…シャチを殺すことができるのなら教えるという…

「北斗琉拳はとてつもない拳法……あれこそまさに地上最凶拳!
 もしかしたらこの国の奪い取るほどの しかしそうなったら今以上の悲劇が!!」

場面は再びカイゼル対シャチに戻る 指の骨を鳴らしシャチのどこを抜き取るか狙いを定めるカイゼル
そして……シャチの構えから隙を見つけ、脇腹に狙いを定める!!
迫りくるカイゼルの拳を、シャチはその瞳でしっかりと見定め…
カイゼルの手が自身の脇腹をへし折った瞬間、シャチがその腕を掴み引き裂いた!!

「へへへ… 肋骨一本で腕一本か…」
「ぬぐぐ!! き…きさま わざと死角をつくりそこへ誘いこみ 肋骨を犠牲にしてこの腕をとったか!!」
「フフ…そうだ!それがどういうことかわかるか きさまの動きはすでに見切ったということだ!!」

勝ち誇りカイゼルを見下ろすシャチ その言葉にカイゼルの顔に滝のごとく汗が噴き出す…
……不意に、リンがその戦いの隙を突き逃げ出そうとするがシャチの投げるナイフがリンの肩をかすめる
へたりこみ震えるリンに、シャチは鬼の形相でいい放つ…!

「いいか!二度はいわぬ!! 今度逃げようとしたらオレは女でも殺す!!」

<続く>
0060マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/17(火) 17:53:49.75ID:???
今の所そこまで違いがあるようには見えないね
あくまで亜種、マイナーチェンジ程度の代物だと思っていいのではないか
0061マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/17(火) 19:29:43.44ID:???
プロトタイプなんじゃないかな。
ファルコが言っていた北斗南斗元斗の源流の拳とかいうやつ。
0062マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/17(火) 21:56:23.45ID:???
しかしよく考えたら異国なのに普通に言葉は通じるんだなw
0064マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/17(火) 23:43:42.22ID:???
主人公が他国の言葉を理解できる話せるのは標準装備
0065マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/18(水) 01:01:15.19ID:???
漫画としては問題ないが劇画としては問題な点だな

しかしラオウ関係で北斗の因縁とかはほとんど回収できたと思うんだが
ひょっとして本宮みたいに無理矢理続けさせられてる?
0066南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/18(水) 17:16:47.95ID:291nw1ej
  <第170話 白熱せる野望!の巻>

冒頭、少年修羅たちの面倒を見る女性にシャチを殺して欲しいと頼まれたケンシロウ
だが愛を説く彼女が、なぜシャチの死を願うのか… そのケンの疑問に女性は答える

「人ならば愛を説きましょう しかしあの男の前では悪魔でさえ童子!!」

そういい放つ女性が、その場を立ち去ろうとし…少年修羅が彼女を引きとめる
どうしてぼくには微笑んでくれないの、という少年の言葉にも彼女は冷たくいい放つ

「あなたはシャチのようになりたいといって あえて修羅に連れ去られることを選んだのでしょう!!」
「い…いや ちがう 修羅の目を恐れて不安の中に生きるのがいやだったんだ!!
 だ…だけど 友だちを殺せといわれた時… は…初めて姉さんのいっていたことがわかったんだ!!」

その言葉に振り向く女性、震えながら涙を浮かべる少年修羅に…女性は微笑をみせ、お帰りといってくれた

「タオ…かつてシャチを愛した わたしたちだけは決して同じ過ちを犯してはならないのよ……」

そこにその女性、レイアの元にシャチが姿を現したと報告が上がる
リンをさらい郡将と戦っているという言葉にケンも反応を示す 
北斗を冠する拳は、やはり北斗神拳の伝承者を引き寄せるか…

一方カイゼル対シャチ その腕を引き裂き勝ち誇った笑みを浮かべるシャチだが
カイゼルはきさま如き片腕で十分、と今だその闘志を燃やし対峙する

襲い来るシャチの拳を (左拳!!) カイゼルはとっさに見切る!
カイゼルの一撃がシャチの肩を傷つけるものの、怯まず反撃に転じるが (右脚爪蹴!!) その一撃も受け止める!
0067南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/18(水) 17:17:16.19ID:???
「フ…ムダだ!!きさまは攻撃に転ずる時すべてにクセがある オレはそのクセをすべて見切っているのだ!!
 わが実戦の拳の前では にわか仕込みの拳など通用せぬ!!」
「フ…さすがに千八百勝の修羅よ!!」

カイゼルがとどめの一撃を繰り出そうとするがシャチもそれにカウンターを合わせようとする
それをとっさに受け止めようとカイゼルがその腕の軌道を変えるが
シャチもそれを先読みし、放った蹴りを止め、軌道を変えた蹴りがカイゼルの顔面を蹴り飛ばす
そしてシャチの一本突きがカイゼルの右目を貫く!!

「フ…殺してもおらぬのに勝利を確信したがおまえの油断よ!!
 油断すれば不意の攻めに無防備な受けの構えに転じスキをつくる!!
 ましてや致命的な古傷を攻められればな」
「な…なぜそのことを!!」
「オレがなにゆえボロとなって おまえのそばにいたかわかるか!! その弱点を読むためよ!!
 おのれの甘さはあの世で悔いろ!! 今一度気をこの指に込めれば きさまは終わりだ!!」

そしてシャチのとどめの一撃が、カイゼルの顔面を吹き飛ばす…!!

「フ…見事だ だ…だがこの郡将カイゼルを倒してなにを狙う!!
 修羅を喰らいつくして神にでもなろうというのか!?」

「それ以上!!  神 こ そ わ が し も べ よ !!」

勝ち誇り高らかにそう宣言するシャチ…

「フ…バカな このオレを倒したぐらいでなにをほざく!!
 知らぬわけではあるまい この国に三人の闘神とあがめられる羅将がいることを!!
 そ…それにこの胸の古傷を与えたのは羅将のひとり ハン!!
 オレはこの傷を受ける時 やつの拳すらみることができなかった お…おまえごときに倒せはせぬ!!」
0068南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/18(水) 17:17:39.41ID:???
カイゼルのその言葉にも、シャチはニヤリと笑みを浮かべる
羅将の存在はシャチも知っている、だからこそシャチはリンを奪った
ケンシロウを羅将にぶつける捨て駒として利用するために…!!

同じ頃、ケン達もその羅将ハンの話をしていた
シャチがケンを誘うのであれば、シャチは羅将ハンの元へ向かうであろう、とのことだが…

場面はさらに変わり、件の羅将ハンの居城
修羅の兵士におひげの手入れをしてもらう一人の男 
修羅の兵士は緊張か、恐怖か、震えながらその剃刀を彼の顔に当てようとして…

「どうした?このオレにスキあらばいつノドを掻き切ってもよいのだぞ」

その言葉にゴクリと息を呑み、滝のごとく汗を噴き出しながら…
とっさに修羅の兵士は、剃刀を彼から離す

「は――っ は――っ ハ…ハン様 あなたはそうやってなん人の修羅を殺してきたのですか!?」

その言葉に彼…羅将ハンは目のタオルを取り、ダンディーな笑みを見せていい放つ

「百人から先はおぼえていない!!」

<続く>
0069マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/18(水) 19:22:36.71ID:???
このヒゲ剃り係の修羅の人、ちょっとハーン弟に似てる。
0070マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/18(水) 22:02:56.04ID:???
>「それ以上!!  神 こ そ わ が し も べ よ !!」

シャチのこのセリフはアレかな 
修羅を食い尽くして世紀末を支配するという意味合いもありそうだけど
リンを利用して北斗 神 拳の伝承者を自分の意のままに操るという意味も含んでそうだ
ここまでの大風呂敷を広げたからにはシャチにはある意味大暴れしてほしいなw
0071マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/19(木) 01:15:47.46ID:???
凄まじい大口叩いてるシャチに期待
ヒゲにケチョンケチョンにされそうだけど
0073マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/19(木) 11:29:19.12ID:???
ならば神と戦うまで!より大きい事を言わせようとインフレしてるっぽいな。
実際やろうとしてるのも「自分で行くのは危ないからまずケンにやらせよう」
という結構セコい行動だし、赤鯱やレイアのこともあるからおそらくシャチは
ケンと一戦交えて仲間になるキャラだろう。
0074マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/19(木) 15:37:39.55ID:???
ボロに成りすましてカイゼルを観察したりとか、シャチは一見不敵なようでも
実は石橋を叩いて渡る慎重派なんだろうw
0075南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/19(木) 17:28:41.60ID:???
  <第171話 君臨せる魔拳!の巻>

冒頭、ケンはひとつの洞窟に案内される
レイアの言によれば、シャチはここで北斗琉拳と共に人間の心と衣を捨て去ったのだという
その日は落雷荒れ狂う空模様… 一人の村人が黒豹に追い立てられていたが
そんな獰猛な黒豹のくびをつまんで持ち上げる大男
顔面の歪んだ大男が黒豹の頭を(首がヘシおれるまで)なでなで
ボロボロになった黒豹を投げすて、大男は村人にも手を出そうとするが…
その前にシャチが姿を現す!

「フッ…野獣をネコのようにあつかうとは話以上のバケモノだな!!
 わが拳の最初の実験台になってもらうぜ!!」

落雷に照らされ、放たれるシャチの拳が大男の体を捉え…

「成った!!ついに肉体のすべてを滅す経絡秘孔を今この手に握った!!」

秘孔を突かれた大男の体が破裂を起こす!!
…そしてそこに駆けつけたレイアとタオがみた物は…
その手を血に染めながら、邪なる高笑いを上げるシャチの姿であった…

再び冒頭に戻り、レイアは話を続ける

「北斗琉拳は神をも喰らう拳 すべての伝承者がその血一滴に至るまで野望という色に染まる
 そのひとりにシャチもなってしまったのです
 第三の羅将 ハンもまた北斗琉拳を伝承するひとり!!」

ハンもまた北斗琉拳の伝承者と聞き、ケンシロウはその眼を見開く…
0076南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/19(木) 17:29:23.95ID:???
所変わって側に女性たちをはべらせる羅将ハンの居城
新しく誕生した修羅が羅将ハンに仕えたいと言うことで、ハンが修羅の面接タイム
望みがあるならいってみよ、とのハンの言葉に謙虚な言葉の修羅
その言葉に、ハンは彼の側に座り込み…野心は無いのか、との問いにございませぬ、とやはり謙虚な態度に…

「だったら生きていてもしかたあるまい」

ハンは冷たく見下ろしそういい放つ
…その姿に修羅は、殺される、と背筋を凍らせ……
ハンが背を向けている隙を突こうとするものの、その寸前で動きが止まり
突如思いきり吹き飛ばされその身体が真っ二つに引き裂かれてしまった

「北斗琉拳奥義!! 魔舞紅操(まぶこうそう)!!
 オレの拳は疾風!!その速さにいまだかつてだれも拳の影すらみたものはおらぬ
 フ…おろかな男よ 体得する拳を誤ったな!!
 北斗琉拳ならなにも考えることなく即刻 この羅将の座 このハンの首を狙いにくるものを!!」

…荒野に立つレイアが首にかけたネックレスを手にとり
シャチとの思い出に浸るレイアだが…シャチは変わってしまった
シャチのくれたネックレスの鎖を引きちぎり、ネックレスを荒野に投げ捨てるレイア
そこに、ケンが声をかける 本当にシャチを殺していいのか、との問いに頷くレイア
だがそんなのはウソだ、と少年修羅タオが異を唱えるもののレイアの意志は固い…が

「まだ捨てることはない……生きてさえいればまた拾えよう」

そういってケンは、投げすてたネックレスを拾いレイアの元へ差し出す

「まつがいい シャチは生かして送り届けよう!!」

<続く>
0078マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/19(木) 19:37:40.82ID:???
北斗琉拳は一子相伝ではないらしいな。
ハンはシャチより前の世代に卒業した先輩弟子か何かか。
0081マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/19(木) 23:34:35.95ID:???
野心はないと答えた修羅が無抵抗主義の村長に見えてくる
0082マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/20(金) 08:57:11.27ID:???
このネコ好き修羅、映画のグーニーズに出演していたな。
0083南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/20(金) 17:37:20.51ID:???
  <第172話 はるかなる呼び声!の巻> (冒頭2ページ二色カラー)

冒頭、修羅の大陸を前にケンシロウを待つ赤鯱 
そこに海賊の仲間が赤鯱の身を心配して、連れ戻そうとするが…
赤鯱は甲板に座りながら、帰らぬ息子を想い涙を流していた

「シャチよ〜う!! 今日も帰ってこねえのか〜〜〜!!」 (二色カラーここまで)

はやくずらかろうと仲間に促されるが、赤鯱に睨まれて海賊達も怯んでしまう
たとえ白骨になろうともオレはここでケンを待つ と赤鯱の意志は固い…

(わが子鯱よ 生きていてくれ 生きてあの北斗の男とめぐりあってくれ!!)

同じ頃、件のシャチ 彼は砂浜に座り、どこか哀しそうな表情を浮かべながら海岸線を見つめる…
そこにリンの視線に気づき、彼の表情がまた険しくなる
哀しみを浮かべるシャチのことを追求しようとするがシャチは無理矢理リンをだまらせようとする

「いいか きさまがどう思おうがオレは修羅を喰らう羅刹!!
 いや 神をも喰らおうとしている男 とうに人間の心は捨てている
 忘れるなよ きさまはオレの野望の捨て石
 ケンシロウをひきつけ羅将ハンと戦わせるためのエサなのだ」

そういってシャチはリンのあごをつまむが、その手を振り払うリンが堂々といい放つ

「わたしを捨て石としなくともケンはきます!!
 きます!! ハンという羅将が倒すべき男であるならば!!
 行きましょう その羅将ハンの元へ!!」

そう言ってリンは恐れず堂々と前へと進む…

(こいつには恐怖はねえのか  わからぬ あの男ケンシロウへの深き信頼か
 さもなくば 愛 か!?)
0084南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/20(金) 17:37:39.83ID:???
その頃、とある修羅の国の荒野
爆発する自動車に吹っ飛ばされるチャイニーズ的な修羅
そしてその修羅の前にケンシロウが姿を見せる 
ケンは問答無用でチャイナ修羅の顔面を掴み、羅将ハンの居場所を問いただす
目をそらし知らないアルと言い張る修羅だが、その顔面を鉄板にぶち込まれた

「あるのかないのか どっちなんだ」
「たっ たからっ 知らないアルヨ〜  はっ!!」

また顔面をしこたま鉄板に打ち付けられるないアル修羅 ケンの厳しい追求にすっかりパニックなないアル修羅

「ひょんげ〜!!」 ないアルしゅら は にげだした!
「 ぶ 」  しかし ばくししてしまった!!

結局ハンの居城はわからなかったが、特に問題はない様子
どうやら目の前にうっすらと見える居城がハンの城のようだ

居城にてひとりチェスに興じるハン そこに侍女からお酒の差し入れを貰うが
ハンがそのグラスに口をつけようとして…その寸前で止まり、ニヤリと笑みを浮かべるハン
側にいたいぬがグラスの酒に口をつけると…いぬは突如痙攣を起こし、そのままいぬは倒れてしまった
その光景に震え上がる侍女だが、ハンは動じず代わりを持て、とグラスを差し出すのだった
そこに女を献上したいボロが来ていると報告が上がる
ボロに扮したシャチがリンを差し出そうとするが…羅将ハンはそのボロの正体を見抜いていた
投げつけられたチェスのコマを受け止めるシャチ そしてハンに向けて駒を投げ返すとハンの眼前で駒が砕け散る
そしてシャチがその正体を現し、ハンに襲い掛かる!! …だがシャチは容易く返り討ちにあってしまう
しとめたと思われたが、シャチはどうにか立ち上がる 
衣服に鉄の胸当てを仕込むことで致命傷を免れていたようだ
0085南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/20(金) 17:38:39.29ID:???
「やはりきさまの拳は まだみえぬは 恐るべき拳よ!!
 やはりきさまの拳を見切るには捨て駒が必要だ きさまにこの女をくれてやる!!
 その女がいずれきさまに死を呼ぶことになろう!!
 それまで首を洗ってせいぜいかわいがるがいい!!」

そういってシャチはリンを押し付けて立ち去るのであった
どういう意味であるのか、リンを抱きかかえながら問いただす羅将ハン
もうすぐあなたが倒される、というリンの言葉に羅将ハンは高笑いをあげる

「フッハッハッハッ そうか!! この無敵無敗の北斗琉拳のハンがか!?
 しかし嘘とはいっても興味深い女よ! きさまのような強い目をした女は初めてみたわ!!」

「その女の言葉に嘘はない!!」

不意に何者かがそういい放つ、その言葉に振り返ると…彼の前にケンシロウがその姿を見せる

「王手<チェックメイト>だ!! おまえには命を投げるしかほかに手はない!!」

<続く>
0086マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/20(金) 20:19:26.83ID:???
ないアル修羅なんも悪いことしてないのに…(´・ω・`)
0088マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/20(金) 21:06:24.63ID:???
この地を治める修羅なのに砂蜘蛛の方が明らかに強いぞ
0090南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/21(土) 17:01:05.71ID:???
  <第173話 愛しき者のために!の巻>

ハンの居城から逃げ出し、ケンシロウを導こうとするシャチ
……だが、その通路にはおびただしい兵士の死体が転がっていた
そんななか、ふらふらしながら茫然とたっている一人の兵士
シャチが事情を問いただそうとするが、兵士はこの惨状がシャチの仕業とみて襲い掛かろうとし…

「あっおまえどうしたそのカオ?」「え!?」

シャチの言葉に…兵士は蛮刀に映った自分の顔を覗き込む
蛮刀に描かれたその顔は、歪んだバケモノの如き顔であった!!

「だっ だれだ!! こいつオレをにらんでいる
 なっなんでこんなとこにバケモノが!オレをみつめないでくれえ」
「おまえだよ」

そして兵士の顔は爆散してしまう
まさかすでにケンシロウはここにきているのか、とシャチは来た道を振り返り…

シャチの予感通り、すでにケンシロウは羅将ハンの前に乗り込んでいた
ケンとの再会に、涙を浮かべながらその再会を喜ぶリン だが、それを羅将ハンが遮る
戦う理由はないと言うケンの言葉に、羅将ハンはダンディーな笑みを浮かべていい放つ

「フ… きさまが強い男だからだ
 見事な気配の消し方だ このオレに読ませぬとはただ者ではない
 きさまの拳は暗殺拳か!」
「そう 北斗神拳!!」

ケンの北斗神拳の名に驚きの表情を浮かべる羅将ハン どうやらハンとの戦いは避けられそうも無い…
0091南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/21(土) 17:01:24.11ID:???
シャチが戻ってきたときには、すでにケンと羅将ハンとの戦いが始まろうとしているところであった
リンの身柄を囲む仮面の修羅の顔面を即座に潰すシャチ 彼を前にリンは

「やはりケンはきたでしょう」

堂々とそう言ってみせるが…気丈に振る舞っても、その体が微かに震えていた…
その姿に、シャチはかつての自身の過去を思い出す…

まだ少年のシャチがボートに乗って修羅の国からの脱出をこころみようとしていた
シャチを助けてくれた修羅の国の住人には、言葉では言い表せないほどの感謝を伝えるが
それでも、シャチには父がこの海のどこかで待っている
レイアには何と言うつもりか、との老人の問いにシャチは僅かに表情を険しくさせ
だまって行くつもり、とシャチはボートに乗り込もうとして…

「そうか わたしはまたてっきりレイアさんも知っているとばかり思っておった」
「え!? どういうこと!?」
「この船は……あなたが乗っているこの船はレイアさんが造ったのじゃよ!!」

その言葉にシャチは驚愕し、レイアのあかぎれた手を思い出す
そこに岩場の影に、シャチを見送るレイアの姿もあった その姿にシャチは…

「気になさるな レイアさんがいっとった この国にいれば必ずいつかは命を失うことになる
 それならば… それならばこのほうがいいと!!

 美しい娘じゃ いずれは修羅の花嫁となろう  それを拒めば殺されるだけだからな」

(親父! オ…オレは このオレは!!)
0092南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/21(土) 17:01:43.63ID:???
海へと帰るシャチに背を向け、砂浜から去ろうとするレイアだが
そこに水を走る音が聞こえる その音に振り返ると…シャチがその元へと戻ってくるのだった
二人は共に涙を流しながら、その体を抱きしめあう…

(お…親父 オレはやっぱり! こいつを捨てられない!!)

そんな幼き自身の決意を、険しい表情で思い返すシャチ
運命に翻弄されるリンの姿をレイアと重ね… そこに雪が静かに降り始める

「フッ 雪か
 この国では白い雪もすぐ血の朱に変わる オレが変わったように……」

その腕を突き出すように構え、羅将ハンとの間合いを計ることを試みるケン
それをムダな事と一蹴し、ハンが先手を仕掛ける!
その跳び蹴りをとっさに回避しようとするケンだが、避け切れなかったかその肩から火柱が上がる!
どうやらケンでも自身の相手にならないようだと勝ち誇るハンだが 彼の手から、僅かに血が流れてる…

「おまえの間合いは おれの間合いでもある!!
 きさまもおれの拳がみえぬらしいな!!」

<続く>
0093マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/21(土) 23:03:23.92ID:???
子供の頃のレイアは美少女だが自分で船を作るとはアグレッシブだな。
さすが修羅の国の女はなかなか逞しい。
0094マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/22(日) 08:22:11.27ID:???
>「だっ だれだ!! こいつオレをにらんでいる
>なっなんでこんなとこにバケモノが!オレをみつめないでくれえ」
>「おまえだよ」

シャチのこの冷静なツッコミw
0095南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/22(日) 17:09:43.55ID:???
雪の積もり始めた大地に、羅将ハンの血が流れ落ちる
自身がつけられた傷に、ハンは高笑いを上げる

「フ……フハハハ!! うれしくて肌が粟だつわ!!
 この世に命のやりとりほどおもしろいゲームはない!!
 互いに五分だ 引き分けはない!!」

そして二人の眼光が鋭くなり…互いの拳が打ち込まれる!!

  <第174話 宿命の伝説!の巻>

拳撃が交差する二人の周囲に、はじけるような血しぶきが現れる 
両者の拳はもはやシャチほどの猛者を持ってしても捉えることは難しかったが
ケンシロウとの対決とのおかげでハンの拳を見切る絶好の機会と笑みを浮かべるシャチ
そんなシャチを睨みつけるリンの視線にも、彼は涼しい顔であった

「フ…オレが憎いか!ツバを吐きかけたいか!! だがオレは構わぬ!!
 オレは他人の血をすすってもこの拳を強大にせねばならぬのだ!!
 この拳で この国を制圧するために!」

「なぜ…? なぜ そうまでして……」

そんなリンの憂いを帯びた表情に…シャチの表情が僅かに穏やかになる
リンの肩にマントをかけて…修羅の国に伝わる、ある救世主の伝説を語り始める…

シャチの少年時代… シャチの元に修羅が二人レイアの下に向かっていると聞き
急いでレイアの元へ駆けつけるシャチだが、シャチが駆けつけた時にはレイアは修羅の二人に取り囲まれていた
修羅はレイアの教えを受けた子供をレイアの元に投げすてる
0096南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/22(日) 17:10:28.37ID:???
「フ…そのふたり おまえの教えだといって 修練場で戦おうとしなかった
 だが結果は同じだ!いくら戦いを放棄しようが相手は容赦せぬ
 このガキふたり 犬コロのように蹴り転がされおったわ!!」

レイアは投げすてられた子供たちを抱きしめ、そのけなげな言葉に涙を流す…

だが修羅はそんな子供たちの首根っこをつかみ、見せしめとしてその目の前で子供の息の根を止めようとする
それをとめようとするレイアを軽く払い、レイアからやったほうが面白そうとその指を突き出そうとして…
そこにシャチが突っ込んでくる! 突っ込んでくるシャチに拳を突き出す修羅だがシャチは構わず体当たりをぶちこむ!
シャチの背中を叩いて抵抗しようとするが、構わず修羅を持ち上げるとその後頭部を尖ったクズ鉄に突き刺す!!

しかしシャチはそこで力尽きようとして…もうひとりの修羅がシャチにとどめを刺そうとするが
突如その修羅の身体がバラバラに破裂してしまう!?
……シャチの前にローブを羽織ったひとりの老人が現れる 
その老人の放った拳こそが北斗琉拳… シャチはその拳を教えてくれと老人に請うが…

「その女と添いとげたげればまつがいい いずれあの海を渡り救世主がおとずれよう
 三人の羅将を倒して この国を変える男が!!」
「ま…まてぬ!! もはや修羅を殺ったオレはあともどりはできぬ!!
 そ…それにみろ!この国のありさまを!! 救世主などまてぬのだ!!」

その言葉と共にシャチを力尽きる… その姿に老人も彼に北斗琉拳を学ばせることを決めるのであった
0097南斗粗筋拳の使い手
垢版 |
2016/05/22(日) 17:10:44.13ID:???
やはりシャチの狂気は、偽りのものであった 
彼は待てなかったのだ、救世主の存在を… そして、彼が語る救世主の名に

「その名はラオウ!!」

リンは衝撃をうける…!!

「ならば…あなたもわたしもこれからはかり知れぬものをみることになるわ…」

その言葉と共に、ケンは羅将ハンの腕を掴み上げ その腕を締め上げる…!!

「は…初めてふたりの拳がからみあった!! なんという男だ奴は!!」
「ケンは…そのラオウを倒した男です!!」

その言葉に、今度はシャチが驚愕の表情を浮かべるのであった

<続く>
0099マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/22(日) 23:33:17.88ID:???
悪役だったのに「わが生涯に 一片の悔いなし!!」の台詞が真人間に変えてしまったのだろうか?
0100マロン名無しさん
垢版 |
2016/05/23(月) 13:16:31.81ID:???
ラオウが強引な手段を使ってでも国内平定を急いでいたのは、
少しでも早く修羅の国に渡るためだったのか…?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況