“採石場”権利を無断移転 会社社長ら逮捕

 三重県にある採石場の石材を切り出す権利を勝手に自分の会社に移転させたとして、土木会社の社長ら4人が逮捕された。

 有印私文書変造・行使などの疑いで逮捕されたのは土木会社「伍稜総建」の社長・菊地範洋容疑者(51)と役員・堀友嗣容疑者(40)、司法書士・竹下公男容疑者ら4人。
警視庁によると、菊地容疑者らは今年1月頃、三重県紀北町の採石場の採石権を得ようと、愛知県の土木会社から自分たちの会社に権利を移すとの委任状を勝手に作成し、
移転登記させた疑いが持たれている。4人はいずれも容疑を否認しているという。

 堀容疑者は指定暴力団・六代目山口組の資金を運用する立場にあったということで、警視庁は採石事業で儲けた金を山口組に流そうとした可能性もあるとみて捜査している。

日テレNEWS 2016年11月2日 17:20
http://www.news24.jp/articles/2016/11/02/07345379.html