さらに気になるのは「沢山蓄える程 沢山出せるのです」という百の言葉だ。
たくさんのものを出すには、たくさんの脂質が必要ということだろう。
百の“個性”においても「質量保存の法則」が成り立つとしたら、
何でも創造できるといっても、彼女の脂質の量を超えて作り出すことはできないはずだ。
ここでは、百が体脂肪を使っているのだと考えよう。高1女子の体脂肪率の標準は20~35%だが、
百は胸以外はスリムなので、体脂肪率25%と仮定する。また、百は身長173センチだが、同じ理由で体重を55キロと仮定する。
すると、体脂肪の重さは14キロ。
健康を保つためには、使える体脂肪はたった3.5キロという計算になってしまう。
ところが、百はそれよりはるかに重そうなものを創造している。
大砲など、どう見ても200キロはあるし、意外に重いのが、
厚さ100ミリという絶縁シートで、その推定重量は370キロ!
いったいどうなっているのだろう?


空想科学実験より

タングステンの盾厚さ3センチ幅80センチ長さ1メートルで計算すると400キロ超えるそれをボンボン出しまくりでその重さを片手で持てる八百万