「あ、親父」

「『あ』じゃねーよピエトロ、何してんだお前こんな所で!」

「いや違うぞ。適者適存とかとか関係ないぞ。ただ俺は姉さんを危険から護ろうとだな……」

「うるせェェェ! テメー、もうちょっとマシな方法があるだろーが!
何でよりによってワンダに現実改竄させてんだよ、意味がわかんねーよ!
なんなんだお前、くたばれよ、頼むから世界とミュータントの為にくたばってくれよ」

「親父、これは改竄じゃない。みんなの望みが適えられた世界、『ハウス・オブ・M』だ」

「ハウス・オブ・Mじゃねーよお前! スローターハウスに打ち込んでやろーか!」