日本もオークションを行うようなったためヒストリックカーの相場が明確になってきました!
2020年1月13日 [最新情報]

最近日本でもヒストリックカーのオークションが行われるようになってきた。中でも2017年から始まった『BHオークション』は、ヒストリックカーの価値をハッキリさせるという意味で興味深い。
新年早々東京オートサロンで開催されたBHオークションの流れを見て「日本のコレクターもレベル高いですね!」と改めて感じさせました。中でもウナったのが下のGT-R。

仕事柄、KPGC10(箱スカ2ドアのGT-R)の相場を聞かれることがある。2017年にグレートレースに出た際、コレクターに話を聞いたら「コンディション良ければ3000万円以上する。
5000万円という売り物もありますよ」と聞いていた。今回出展されたのは大森で作られた1972年式のホンモノKPGCのレース仕様だ。5000万円行くかと思いきや落札価格は伸び悩んで2900万円。

KPGC10の売り物としちゃ最も高い値が付くと思われていただけに意外でした。調べてみたら今回のGT-R、大きなレースに出ていない上(黒沢元治がハンドル握ったみたいな付加価値付くと
イッキに1000万円くらい上がる)、運転した人に直接話を聞いたらコンディションもイマイチだったという。コレクター、キッチリと下調べをしている。