1つの企業で定年まで働き、貯めたお金で家や車、その他たくさんのモノを所有し、社会保障に守られて一生を終える――。
そんな「幸せ」のロールモデルはすでに崩壊した。
これからの時代では、組織にもお金にもモノにも依存しない生き方が求められる。


現代では、「組織中心」から「個人中心」の社会へとパワーシフトが起こり、「豊かさ」の概念が物質的なものから内面的なものへ変化しています。
従来の私たちの生活は、基本的には、企業がつくったものを買い、所有し、消費するBtoCのモデルで成り立ってきました。
家、車、洋服……これまで私たちは、生活に必要な「よりよいモノ、より質の高いモノ」を得るために一生懸命働いてきた。
けれど、その結果、自由な時間は減り、捨てられないモノが増え、
それが自分を不自由にしていることに気づきはじめているのではないでしょうか。

今の生活を維持するために所有してきたモノは、今の生活を変えたいときには心理的・物理的ハードルになってしまうのです。

稼働率4%以下の車はシェアに変えることで、モノを所有することでの不自由さや、
自分を制約しているものから解放され、もっと自由に、新たな豊かさを得ることができるのです。