リーフの新しい電池、もしかしたら極端に寿命短い可能性も!(17日)
2018年4月18日 [日々是修行]
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リーフの電池寿命についてまたも不安な情報が流れている。下のグラフはアメリカのhttps://insideevs.com/という
電気自動車関連のWebが発表したもの。上はリーフ中期型の24kWh型バッテリーの劣化度合い。そして下が後期型30kWhのバッテリー劣化度合いだ。
もう少し詳しく数字を上げると、上は1年あたり3.1%の劣化率。下だと同9.9%という劣化率になるそうな。3倍だ!
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もう少し解りやすくしたのが下の図。30kWhの劣化度合いの早さに驚く。このまま劣化進むと、3年間で70%というレベルに達してしまう。
70%だと21kWhで、1年使った24kWhと並ぶ。この情報、1ヶ月ほど前に入手したため、すぐ日産に問い合わせてみた。
「調べます」とのことだったけれど、回答無し。と思っていたら、アメリカ日産がhttps://insideevs.com/に返答してた。

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https://insideevs.com/より

「認識している。調査中」というもの。どうやら日産も30kWh電池の劣化の早さについて問題意識を持っているようだ。
相変わらず日本のメディアの質問に対してはダンマリを決め込んでいる点が悲しいです。日産の電池に詳しい人からの情報だと
「電池温度の上昇に対し30kWhの方が弱い」とのこと。この点、私も当初から心配だった。電池の冷却を行っていないです。
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となると気になるのは「40kWhの新型リーフ用電池どうよ?」というもの。40kWh電池も電池の冷却を行っていない。
残念ながら新型リーフの開発担当者への取材がほとんど出来ていないのだけれど、冷却についてだけ直接聞いた。
答えは「不要だと思っているので行っていません」。それ以外、全く情報無し。前述の通り現実的に激しく劣化してる30kWh電池の情報も無し。