(続き)

バッテリー交換費用に問題を抱え続けるリーフ

新しいリーフはバッテリー容量が大幅に増え、5〜6年乗った時も従来型よりずっとマシになった。
けれど新しいリーフのバッテリー交換についても日産は全くアナウンスしていない。
中古車価格の暴落は十分考えられる上、5〜6年後に登場する電気自動車と比べたら、全ての点で性能は低いだろう。

ということで従来型リーフより少し状況は良いものの「二階に上げて階段を外す」ような流れは継続中。
強いて言えば来年追加されるさらに電池容量多いタイプなら(現在の40kWhから60kWhになり実用航続距離360km程度)、
10年経っても実用航続距離240kmを確保出来る。

60kWhバッテリーモデルに期待だが、同価格帯は魅力的なクルマが多い

60kWh搭載モデルが納得出来る価格で販売され時点で「買い」としておく。ただ400万円の予算で「魅力的なクルマ」を探すと、
輸入車を筆頭に多数のチョイスがある。3〜5年乗った後のリセールバリューの高さを期待出来るモデルも少なくない。
高い査定額の出るクルマなら、乗り換えも容易。

考えてみたら、やがてイヤでも電気自動車を買わなければならない時代がやってくる可能性が出てきた。
だったら最後に楽しくて魅力的なエンジン車を買っておき、数年後に乗り換えるというチョイスなどもいい。
電気自動車が大好きな私も、次は楽しいエンジン車を選ぼうと思っている。