大のボクシングファンとして知られているポートランド・ブレイザーズのスーパースター、ダミアン・リラード。世界3団体ライト級統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)は17日、IBF王者テオフィモ・ロペス(米国)に大番狂わせで敗れたが、戦前からロペス勝利予想を公表するなど、見る目も評価されている。そんなリラードが独自のパウンド・フォー・パウンド(PFP)10傑を好評。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)を外したことで注目を浴び、専門家からも反論される事態に発展している。

リラードは大のボクシングファンとしても有名で、ツイッターでは度々ボクシングの話題も展開。ロペスの大番狂わせ勝利も予想して話題を呼んだばかりだが、今回は自身のツイッターでPFP10傑を発表した。

 WBO世界ウェルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)を筆頭に、4階級制覇のサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)、エロール・スペンスJr.(米国)、ロペス、ロマチェンコ、“タンク”の異名で知られるガーボンタ・デービス(米国)らの名前が並ぶ中、各国メディアでトップ級の評価を受けている井上の名前はなかった。