こういうのは『ハンドル操作を誤った』というよりも、レースに勝つために、そう言う危険を内包しているスペックだ
といったほうがよいのではないか?

その意味で、現代のレーサーは『危険覚悟』を要求されるものになっていると思う。
ただ、その危険認識ギャップは、ユーザーと競技者の間ではずいぶん差があるようだ。

『ペダリングスキルのあるはずのプロが、のきなみ膝を壊し』、
『乗り方が下手なはずのない、イエロージャージーを着るチャンピオンがなにもないところで大転倒して意識不明になる』時代だ。

私は政治家の方の転倒のパターンも知りたいと思っているのですが、その転倒の状況はわからない。
彼はフランスのスチールフレームのハンドビルトの超高級車『賛ジェ』も持っていたので、
そちらであれば、そんなことは起らなかったのではないか?と他人事ながら、ふと考えてしまう。

某自転車部品メーカーの部長も前転大転倒して首をやった。とてもビギナーにすすめてよいものとは思えない。