0989名無しがお伝えします
2018/12/06(木) 11:44:14.72ID:L+UkAdeuhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181206-00552890-shincho-ent
齋藤教授は下手な毒舌は危険だ、と指摘する。
「『毒舌』というのは、きちんと常識を踏まえ、あるいは場の空気が読めて、
トークも上手であり、笑いを起こさせるプロの芸人だからこそつかえる技術です」
「痛い思いを、トップの芸人であるたけしさんや松本さんや有吉さんは、みんな
たくさん経験してきたからこそ、現在があります。その痛みから学び、上達して
きているわけで、毒舌は完全にプロの技術なのです」
さらに、齋藤教授が強調するのは「本音は必ずしも必要ではない」というポイ
ントだ。
「おそらくこういう人は、『本当に思っていることを黙っているのは、何だか
不誠実な気がする。この本音を隠しもつのはいけないのではないか』と思って、
溜めこんでいたものを吐き出すように、本音を漏らしてしまうのでしょう。」
「本音を言うことにはさしたる意味がない、という認識も必要です。本音を
言わないと気分が悪い、不誠実な気がすると考える人は、
その本音イコール自分
であると思ってしまっています。
しかし、その『本音』だと思っていることだって、永久不変とは限りません。
いま『本音』だと思っているものも、新しい情報が一つ加わるだけで、ガラッと
変わってしまうかもしれません。(略)
ほとんどのことは『本音』ではなくて、あくまでもその人の『現在の認識』
もしくは『一つの認識』に過ぎないと思ったほうがよい。それは刻々変化する
ものなのです」