0001名無番長
2024/02/22(木) 20:35:11.250アメリカの検察当局は21日、日本の「ヤクザ」とされる人物を、核物質を密売しようとした罪で起訴したと発表した。
今回の起訴で有罪とされれば、終身刑が言い渡される可能性がある。
検察などによると、エビサワ・タケシ被告(60)はウランとプルトニウムを売ろうとした。
それらは核爆弾の製造のためイランに移送されると、同被告は考えていたという。
エビサワ被告と、共に裁判にかけられているタイ人の被告は、2022年4月に武器と麻薬に関連した犯罪容疑で逮捕された。
エビサワ被告は現在、ニューヨーク市ブルックリンで拘束されている。
今回の起訴で有罪とされれば、終身刑が言い渡される可能性がある。
米当局によると、エビサワ被告は日本の組織犯罪集団の幹部で、スリランカやミャンマー、タイ、アメリカで活動していた。
共謀者らと共に、タイで核物質のサンプルを米麻薬取締局(DEA)の潜入捜査官に見せたという。
この捜査官は、イランの将軍とつながりをもつ麻薬や武器の密売人を装っていたとされる。
核物質のサンプルはミャンマーから持ち出されたもので、タイ当局が押収し、米捜査当局に引き渡された。
米研究施設が分析したところ、ウランと核兵器に使えるレベルのプルトニウムが含まれていたという。
検察はまた、エビサワ被告がミャンマーの反政府グループのために大量の武器を入手しようとしたとしている。
地対空ミサイルやライフル、機関銃、ロケット弾、各種装備などだという。
マシュー・G・オルセン米司法次官補は21日、「こうした試みが成功していた場合の結果を考えるとぞっとする。
これらの物質を密輸し、アメリカの安全保障と国際社会の安定を脅かす人物について、司法省は責任を追及する」との声明を出した。
https://www.bbc.com/japanese/articles/c1311rzpk2xo