>>109

キャンベルの話は、集合的無意識みたいなちょっとふわっとしたものに拠ってる
(悪いとは言ってない)
構造主義のひとつの根には精神分析(フロイト系の)があるから、
「共時的」って視点は似てなくもない

構造主義の重視する見方に「交換」ってのがあって、
冷たかろうが熱かろうが、どんな社会にも交換が存在して、
その起源・意義・履歴・方法論みたいなものが、未開社会には文字とは別の形で保存されていると考える
たとえば親族の体系もそうだし、レヴィ=ストロースは神話にもそれが反映されてると考えた
それは群論という数学で記述できると考えた
(たしかに親族体系については、見事に完璧に完全無欠に記述できた
それに比べると、神話論はやや失敗している)

レヴィ=ストロースの神話論には、経済の論理が浸透している
経済とは財を扱い交易に拠るもので、ということは権力論になる
だから、みか氏の話のなかで比喩に使った
なじめないならそれでもいいんだよw
たぶん、Pやんにはレヴィ=ストロースはなじみにくいと思う