少年Yは、そんな家庭事情から親の躾や愛情も知らぬまま荒んだ生活を送り
付き合う仲間といえば暴走族(今はいないかw)と云うか愚連隊染みた
交友関係しかないみたいで「お前普段どんな生活してんのん?」と聞けば聞くほど
眼を丸くさせる俺が居た。
いや、俺とて10代の時は少年Yの様な境遇の友達は少なからず居たが
まだ父親は居なくとも不器用な母親の寵愛を受けて育ってるっぽかったので
Yに比べれば恵まれている方だったかもだ。

「僕、将来ヤクザになるんです!w」

そんな事を平気で言い放つ。

先に少年Yの人物像を説明しておかなければ
読み手の理解が得られないと思うので概要だけ語るとだ
時代錯誤になってしまうが「吉田栄作」の若かりし頃をもっと幼くした感じで
きっとお母さんは美人な人なんだろうと思わせるよな整った感じであり
16歳の割には中学生にしか見えない童顔だ。
ショタ好きや、夜の店の年下好きのお姉ちゃんに食われちゃうよな顔立ちであり
未だ童貞といったところだ。

BLですか!?

まてまて、俺はBLに関してはチンポすら立たねぇよw
キメェw

なんだか漫画にかいたよな純真無垢な童貞イケメン少年なのだが
「ヤクザなりたいです!」という発言に俺の心が動かされたんだ。