「生きること」
きっと広義では、生物として生きること
食べること、寝ること、危険を回避すること
それら生命維持活動が「生きること」
そんなことを問うているのではないことはわかります

現代人に課せられる「生きること」
社会の一員として「(コミュニティの中で)生きること」

では義務とはなんぞ?
道徳的に、または法律的に人に課せられる強制、拘束かしら

義務を果たさなければ、必ずある種の罰則や制裁が伴うもの
法律的な義務の遂行を怠れば法の下に裁かれる
道徳的な義務の遂行を怠ればコミュニティーからはじかれる

ここまで書いてみて現代人にとっての「生きること」とは義務?と思ったけど
道徳的な義務は人の主観、あるいは多数決に委ねられているものがほとんどだなと気づく

ある人にとっては当たり前のことでも、またある人にとってはそうではない…
仮に真理としての道徳的な義務なんて存在しないのだとしたら
「生きること」、それは義務ではないのかも