愛知の野犬からエキノコックス 人に感染のおそれも 愛知県が注意喚起 | CBCテレビ
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 愛知県が知多半島で捕獲した野犬から、人が感染すると肝不全などの障害を引き起こす寄生虫「エキノコックス」の陽性反応が出ました。
 (愛知)県が注意を呼びかけています。

 エキノコックスは、北海道に生息するキタキツネにいる寄生虫で、糞で汚染された水や食べ物を口にすると、人が感染することもあり、肝不全などを引き起こす恐れもあります。

 愛知県によりますと、去年4月から今年2月にかけて、(いずれも愛知県内の)阿久比町や南知多町、知多市で捕獲された野犬3頭の検体を、(愛知)県の衛生研究所が遺伝子検査したところ、エキノコックスの陽性反応を示したということです。

 エキノコックスは、2014年に阿久比町の山の中で捕獲された野犬から見つかり、感染が拡大していないか、愛知県が調査していました。

 (愛知)県は、野山から帰ったときは、よく手を洗い、衣服や靴についた泥は、よく落とすよう注意を呼びかけています。