小さい頃見た夢語る [転載禁止]©2ch.net
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初スレ立てます。文章力もないし、当時私が怖くて今でも覚えてる夢について書くので面白くないかもしれません。 当時の年齢確か中1だったと思う。
中学に入っていろいろ不安もあったんだと思うけど、
中学に入ってから私は姉と一緒に寝るのをやめて一人で違う部屋で寝た。
元々、子供の頃から誰かに抱きしめられたり傍で誰かがいると窮屈に感じるタイプで
親に抱きしめられるのも嫌っていたらしい。
一人で寝始めて一か月位経ったと思う。
父は釣り好きの人で小さい頃から私も連れて湖に釣りに行ったんだ。
夢で最初に出てきたのが、いつも行く穴場スポットの釣り場所で、
父が今日は釣りが出来そうにないと言って車で帰ろうと思った。
そしたら、方向音痴でもない父が変な道に迷い込んでしまった。 どんどん森の奥に進むから私は怖くて仕方がないんだけど道も狭いし
一本道だからUターンが出来なくて父はそのまま道なりに進んしまったんだ。
それで、真っ暗な道に車のライトだけ眩しい道をまっすぐ進んだんだけど
急に開けた場所に出て、そこは墓がたくさんあるところで中央に大木が一本立ってた。
父が急に行ってみようって言い出して車から出て行ってしまって、私は車に一人でいるのが
嫌で走って父を追いかけたんだけど・・・。
大木の根元に大きく土が被さっている墓があったんだ。それで、草が生えてる墓の上に人形が座ってるんだけど、
人形の頭部の髪の毛はほぼ抜けきってるし、リアルなつくりで気味が悪いって思っちゃったんだよね。
帰ろう帰ろうって私が父の腕を引っ張るんだけど、父はびくともしなくて、父がまっすぐ見てる人形をもう一回
見たら、その人形が目を開けて仁王立ちしてた。
さっきは座っていたのに人形が仁王立ちしてるのもおかしいし、何しろ人形の目が片方は青色で片方は赤色をしてたんだ。
私も怖くて身動きできないでいたら人形が喋り出したんだよ。
「私は君のおばあちゃんだよ」って。 おの人形の言っていることが理解できなかった。
おばあちゃんは私が幼稚園の頃なくなっているし、おばあちゃんの墓は残ってないはず。
おばあちゃんは生前、私が死んだら土に埋めないで海に流してほしいって言ってたから。
戦争を体験してて、今の人みたいに旅行が出来なかったから骨(粉?)を海にまいて世界中を
旅行したいと言ったらしい。おばあちゃんは学校の先生をしてて、母の話では凄く博識な人だったって。
私の中でおばあちゃんは優しいけど間違っているときは怒ってくれるおばあちゃんだった。
だから、そんなおばあちゃんが、こんな怖い容姿の人形にうつるわけないって それで私は人形に「君はおばあちゃんじゃない!!化け物!」って言っちゃったんだ。
そしたら、人形が目から血の涙を流し始めて
「信じないなんて躾がなってない!!!!」みたいなことを言って奇声をあげながら
近づいてきた。
人形の手に血まみれの刃物があって、それで私とお父さんは本当に危ない。
逃げなきゃって思ってその場から走って車まで逃げたんだ。
でも、エンジンを掛けようと鍵を回したけど車が動かなかった。
父は私の手を取って走って逃げようと言ったんだ。
来た道を半ば父に引きずられながら走った。靴は泥だらけ、途中から雨がザーザー降りになるし・・・。
それでも、真っ暗で何も見えないまっすぐな道を走ったらセメントの道が見えてこれで大丈夫。
そう思って、近くにペンションやら旅館、民宿も多いところだから近くにあった安いホテルみたいな所
に入って一泊することにした。
雨にも濡れてるし歩いて帰るには結構な距離があるから。 安いホテルの2階に泊まることになった。エレベータは昔の鉄格子でできたエレベーターで
安全なのか?って思っちゃう位古いしホテルもなんか薄暗くて私は全然安心できなかった。
部屋に案内されて入ると電気が薄い赤色だった。
早く濡れた服を脱ぎたくてお風呂場に入ったら、さっきの人形が口から血を流しながら
浴槽の淵に立ってたんだ。
私は、悲鳴を上げた。
私の声を聴いて駆けつけた父は私を庇って風呂場から逃げたけど、人形の持っていた
刃物で後ろから背中を刺されちゃった。
なんども、なんども、なんども刺されて湧き出るみたいに血が流れてきて人形も
赤く染まってきた。
赤と青の目がぎょろぎょろ動きながら何度もお父さんを刺すんだよ。
私は怖くて段々声も出ないし目から涙は出るし鼻水だらけになった。
お父さんは最後の力を振り絞るみたいに顔をあげて私に「逃げろ!」って叫んだ。
私は、怖くてお父さんが死にかけている状況が理解できなかったけど、その言葉で
泣きながら逃げた。
エレベーターは魔物が口を開けてるみたいで怖くて階段から逃げたんだけど、
足が震えて降りるとき転んで足を痛めた。
ロビーに降りて従業員を探して警察に連絡して貰おうと思った。
でも、カウンターにいる従業員を見たら目が真っ黒で口から涎が出てたんだ。
もう、夢を見ているんだって分かっているのに本当に体験しているみたいだった。
胸が張り裂けそうで心臓が本当に痛い。 目が真っ黒になった従業員に必死で話しかけても微動だにしない。
その間に人形が追いついてきて私の後ろに立ってた。
人形は本当に奇声をあげてた。
「がっ、けゃーーー!!はひがほげkjsdk」
何言っているのかも分からないし、本当に怖かった。
それでも、私はなんとかしないとって思ってカウンターにあったボールペンを
人形の脳天に突き刺してホテルを後にした。
私は元々道を覚えるのが得意で3回位行くと完璧に覚えるんだけど、それが幸いなのか
夢でも、家に帰る道をちゃんと覚えてた。
痛めた足を引きずりながら山を下りたんだ。普段なら、こんな夜でも車が通るはずなのに
一向に車が通らない。
私が家に辿りついたのは2日後の夜だった。 やっと帰れた。早くお母さんに会いたい。お父さんが死んじゃったって話したかった。
家の扉を開けたら。オッドアイのあの人形がお母さんの心臓を一刺ししている瞬間
だった。私は絶望した。なんでこんな事になっているんだって。
「あんたのお母さんはあんたをちゃんと躾てなかったから殺したよ。
今日から私があんたのお母さんだからね。」
って人形が言った。
もう本当に心臓が苦しくてどうしようもなかった。
それから私は、人形に支持されるままに生活して、何か失敗すると
お姉ちゃんの指を一本ずつ切っていくんだ。
最後にはお姉ちゃんの心臓を人形に食べられた。
残ったのは私一人で、家中血まみれ。私は最後に何かに潰されて夢から覚めた。
起きた時、助けて助けてってずっと言いながら段々夢から覚めていくのを感じた。
背中はぐっしょりだし、涙と鼻水まみれの顔。嗚咽で息が上手くできなかった。
あれが夢なのか現実なのか暫く分からなかった。
夢から覚めてその日一日、生きている感覚がしなかった。ふわふわ浮いているようで。 そっから、一か月位経ったのかな?
家計が苦しくなって、父はある分野の技術者で仕事を貰って仕事をしてたんだけど。
仕事が入らなくなった。母はお菓子の工場で詰める仕事をしてたんだけど、体長を悪くした。
そんでもって、最悪なのは父の地元で若い頃知り合ってた女の人が父の元で働きたいって言い出したんだ。
たぶん朝5時位だと思う。その女が来てから父の帰りが遅くなって朝帰りしたんだ。
私とお姉ちゃんは母と父が喧嘩している声で起きた。
私は父の怒鳴る声を初めて聞いたし、母の大泣きする姿も初めて見た。
あの夢を見てからいい事が起こらなかった。
父はバンと家の扉を閉めて家を出て行ってしまって、母が大泣きする姿を見てたら
涙が無性に出てきた。中1の私でもなんとなく父が悪い気がしたし。
20歳超えた今考えると、たぶん乳丸出しのあの若い女と父が関係持ったんじゃないかなって。
憶測だから、本当かは聞けない。 数日父は戻らなかった。母は、具合を悪くしてずっと横になってた。
本当に家にお金がなかったんだよ。
父が帰ってきても話はしないし、そっから父も母が工場の仕事に出かけると
家に帰ってきた。私は、父が苦手だったからお姉ちゃんとは違って父がいる時には
ずっと黙ってた。
子供の頃、父は海外で仕事してたから自我が出来てからは父親は年に1回会えばいいものだと
思ってたから。一緒に住みだしてから父との距離が上手く掴めなかった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています