低タールや低ニコチン表記された“軽いタバコ”のフィルター側面には空気穴が多く開いていて、煙が薄まるようになっています。
しかし、実際に吸うときには唇でふさがってしまうほか、軽いタバコは、深く吸う、根元まで吸う、本数を増やすなどして調節してしまうため、体内に入るニコチンや有害物質の量は変わらないといわれています。
表記されているニコチン、タール量自体も、空気穴をふさがないようタバコを機械に挟み、吸いがらが3cmになるまで1分間に2秒間だけ、1回につき35mL吸煙するという非現実的な状況での値から計算されています。