そんなリョーガだが、アメリカ代表の気のいい仲間たち
(ラルフ、キコ、ドゥドゥ、アラン等)と出会う

彼らはリョーガを快くむかえてくれ仲間になってくれた
そんな彼らに気を許したリョーガはアメリカ代表として戦うことを誓う

だが、憎しみの天衣は日に日に強くなりリョーガの心を支配していた
このままではまたチームを破壊してしまうかもしれない

そう思ったリョーガはアメリカを去り、スペインに移籍した

もしアメリカと再戦したら、アメリカとの試合にわざと負けて
勝ち星を献上しようと思っていた
それが不器用なリョーガの心遣いだったからだ

リョーガ「あんたたちと一緒に戦えてよかったぜ」

いきなり攻撃の手をゆるめるリョーガ
第一セットはラルフが6-3で取得した

メダノレ「リョーガ!!貴様俺たちを裏切るつもりか!!」
リョーガ「俺はもう何度もチームを裏切っている。今さらだなメダノレ」

メダノレ「わざと負けるつもりか?だが忘れるなよ 俺の能力はお前の本質をあばきだす」

メダノレが発する邪悪なオーラがリョーガを包み込む
メダノレは味方の負の力をエネルギーにかえる能力者

テニスへの憎悪、苦しみ、痛み
そんな感情を増幅させ、圧倒的な力へと昇華させる

メダノレ「お前のチームを破壊する力、実に都合がいいよ
     俺たちスペインは負の感情こそが力の根源だ」

メダノレの精神攻撃に操られたリョーガは憎しみの天衣を発動
続く2セット目で圧倒的な力を見せつける

キコ「なんだあいつのオーラ・・・今までみてきたどんなオーラとも違う
   あんな邪悪なオーラみたことねぇ」

だが強い。今まで見てきたどんなテニスよりも邪悪であり卑怯だが
それでもそこにいる誰よりも強かった

ラルフはリョーガの打球を受け、物理的にも精神的にも
大きなダメージをおっていた
テニスコートもリョーガの攻撃により深刻なダメージを受けている

ゲーム スペイン6-0

そこへ越前が通りかかる
越前「卑怯なテニスだね 兄貴」

平等院が、リョーガのテニスはチームを破壊すと言うので
気になった越前はリョーガの試合を観戦しにきていた

〜次号へ続く〜