本バレ

ドイツ戦から場面転換して、アメリカvsスペインのシングルス2が再開
リョーガvsラルフは互角の攻防を繰り広げる

ラルフ「リョーガ 君はなぜアメリカを捨て、スペインに移籍したんだい?」

リョーガ「俺の天衣無縫はチームのためにならない、俺の力はチームを破壊してしまうんだ
     あんたたちに迷惑はかけられないからな」

ここでリョーガの回想シーンが入る
リョーガは幼少時、アメリカのとあるテニススクールに通っていたが
ハーフということで疎ましく思われ、チームの仲間から孤立してしまった

テニススクールのリーダー格との試合で圧倒的に攻撃されたリョーガ
精神面での攻撃、テニスによる物理的攻撃
リョーガはずたぼろになっていた

リョーガ「俺には居場所なんてないんだ」

その時、リョーガは天衣無縫に目覚めた
だが、リョーガの天衣は愛しさ、切なさ、心強さとは違う第4の天衣無縫
憎しみの天衣無縫だった

憎しみの天衣は対戦相手のみならず、チームの力を奪い相手に絶望を与える能力
リーダー格の男はリョーガとの試合に敗れテニスに絶望し、スクールをさっていった
試合を見ていたスクール生も圧倒的テニスに絶望し震え上がっていた

だがリョーガはそれでよかった。
俺はただテニスで相手をたたきのめせればいい
チームなんて関係ない。それが俺のテニスなんだ

~続く~