あはは

蝸牛氏:
 「ゴブリンスレイヤー」は,最初は富士見ファンタジア文庫さんの新人賞に送ったんですね。
 そうしたら,三次選考で落ちてしまいまして。

安田氏:
 ええっ,本当に? 僕が選考委員やってたときだな。
 でも読んだ記憶はないから……読んでたら絶対票を入れてるから(笑)。
 選考委員も応募作品を全部読めるわけではないですから。
 いや惜しい,残念だなあ。

蝸牛氏:
 その後は,あちこちに好きなものを書いては投稿していたんですが,
 時代小説を書いてGA文庫さんに送ったら最終選考まで行けたんです。
 でも時代小説はダメだという話で,結局入賞はできませんでした。

 でも,投稿履歴に「ゴブリンスレイヤー」のことを書いておいたら,
 それが編集さんの目にとまって,「もしほかで出してなかったら,
 この『ゴブリンスレイヤー』を出版しませんか?」と