【ハイスコアガール騒動】
2014年8月、押切蓮介作『ハイスコアガール』がSNKプレイモアに著作権侵害で刑事告訴され
出版元のスクウェア・エニックスが家宅捜索を受けた事に端を発する一連の騒動。

『ハイスコアガール』は90年代の格ゲーがブームのゲームセンターを主な舞台にしたラブコメディで
作中に当時稼働・販売された実在のゲーム作品やキャラクターが多数登場するのが特徴。
単行本巻末にはスペシャルサンクスとして多くのゲームメーカー名が並び、昨年アニメ化も決定していた。
ところがそのアニメ制作会社がSNKに問い合わせした事がきっかけで
実は全くの無許諾で登場させていた事が判明し、上述の告訴、家宅捜索の事態となった。

スクエニは当初「著作権を侵害した認識は無い、連載は継続するしアニメ化の予定も変更なし」とコメントを出すも
単行本とファンブックの自主回収、電子書籍版の配信停止に続き連載も一時休止する事を発表。
現在もSNK以外のメーカーの作品も無許諾だった疑いが浮上したり
開催予定だった作者の(※他作品の)サイン会が中止になるなど騒動の余波は広がっている。