1999年発行のラポート宇宙世紀VOL4総括編132〜133項、藤津亮太氏のCCA総括より

「奇蹟とは説明されるものではない。目前でおきてしまったことが奇蹟になるのだ。
サイコフレームの光による奇蹟は、むしろ劇中で説明されなかったからこそ一つの官能、
あるいは現実として奇蹟を観客に示すことができた。言葉にしたらウソになるのは「愛」だけではない。
先述したとおり、ナレーションで物語を締めくくらないのも、富野監督がこの奇蹟を現実として
信じてほしかったからではないだろうか。
 ロボットの登場する劇場アニメは多いが、
この奇蹟の描写を官能だけで描いた一点において、逆襲のシャアは映画そのものである。」

というか>>225