X



機動新世紀ガンダムX-84
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001通常の名無しさんの3倍 (ヒッナーW 126.123.29.73)
垢版 |
2019/03/03(日) 20:57:17.70ID:3OHsmIkB00303

その少年は雪に閉ざされた町にいた
名もなき人々の心の支えとして、町を守る大いなる力として
少年の名は、カリス・ノーティラス
ジャミルが探し求めていた、ニュータイプである
「僕がニュータイプだ」

GXに関することなら誹謗中傷や、Xを持ち上げて他シリーズを叩く行為 以 外 なら何でもどうぞ。
誹謗中傷は他の旧シャア板の人々に迷惑となるので、 削除依頼の対象とします。
荒らしはスルーし、コーヒーを飲んで落ち着きましょう。

次スレは>>970が立ててください。
立てられない場合は代理をお願いしてください。

[前スレ]
機動新世紀ガンダムX-82
https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/x3/1550466208/_EXTDAT: checked:vvvvvv:1000:512:----: EXT was configured
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvv:1000:512:----: EXT was configured
0205通常の名無しさんの3倍 (スププ 49.98.76.16)
垢版 |
2019/03/05(火) 06:27:10.25ID:PahTyvI9d
キラは不意に目を覚ました。

「……こ、ここは……」


キラがコックピットの中で目を覚ます。

「!! そうだ! 僕はあの時、爆発に巻き込まれて……」

キラは暫く呆然とコックピットの椅子に項垂れた。

そして、外に出るとそこは荒涼とした大地が広がる世界だった。

キラは慌ててフリーダムのコックピットに戻りコンソールを操作する。

「原子炉正常稼動、各種ディスプレイ異常なし、PS装甲正常稼動、オールウエポンズグリン、各種センサーオールグリン……フリーダム自体には異常なし!? そんな馬鹿な!? あの時フリーダムは!?」

キラは愕然とした。

「こ、ここは一体……僕は宇宙にいた筈だ! ソレが何でこんな所に!?」

キラの混乱に拍車をかける事は更に続いた。

「ッ!? レーダに反応!? でもコレは……金属の反応じゃない!? 生物反応!? しかもこんなに沢山!!」

キラはコンソールを操作し、望遠機能で目視確認しようとして後悔した。

「!? 何だこの化け物は!?」

キラは余りの気持ち悪さに吐きそうになる。

いや、“アレ”は本能が拒んでるとキラは考えた。

キラは急いでPS装甲を起動し、上空へと飛び上がる。
0206通常の名無しさんの3倍 (スププ 49.98.76.16)
垢版 |
2019/03/05(火) 06:27:53.39ID:PahTyvI9d
その瞬間、レーダーが化け物の中から高熱源を感知する警告アラームをフリーダムのコックピット内にけたたましく鳴り響かせた。

「!? 何!? 一体何が!?」

そうキラが叫んだ瞬間、キラは何か危険なモノを感じた。

「ッ!?」

慌てて操縦桿を操作し、フリーダムをその場から移動させる。

その瞬間、眩い無数の光がフリーダムがいた場所を通り過ぎる。

「ビーム!? いや、粒子の軌跡が無かった……レーザーか!?」

ブリッツと同じ、地上でも威力が減衰しない程のレーザーに危機感を感じながらもキラは何とか頭を働かせる。

(クソ!! 優先的にレーザーを撃つ化け物を叩いていくしかない!)

脅威の優先順位をレーザーを撃つ目玉の化け物に絞り、ビームライフルで排除していく。

緑色のビームが亜光速で目玉の化け物とその周囲にいた化け物を纏めて焼き払う。

しかし、キラは焦っていた。

当然と言えば当然だ。

気が付いたら自分とフリーダムは訳の解らない所にいて、行き成り化け物が現れ、襲ってきたのだ。混乱するなと言う方が無理な相談だ。

機体を止める事無く、熱感知をオンにしたままマルチロックオンを展開した。

丸いセンサーの光点が次々とロックオンされる。

「いっけえええええええええええええええええええええええええええ!!」

キラの叫びと共にフリーダムの全砲門が一斉に敵を排除しにかかる。
0207通常の名無しさんの3倍 (スププ 49.98.76.16)
垢版 |
2019/03/05(火) 06:28:33.44ID:PahTyvI9d
フリーダムには3つの形態があり、翼を広げての高速機動形態のハイマッド、砲撃形態のフルバースト、そして、高速機動殲滅砲撃形態のハイマッドフルバーストの3種類が存在する。

キラは第三体勢のハイマッドフルバーストを使用したのだ。

フリーダムはレーザーを高速機動で回避しながら5門の砲口から吐き出されたビームとレール砲は全ての敵に対し、死を平等に与えた。

キラが何故レーザーを回避できたかと言えば熱感知システムをフルに活用し飛んでくる熱源の方向を見極め高速回避している。
はっきり言ってキラやアスラン以外に出来ない回避技である。
更に、キラはクルーゼとの戦いで感じたあの感覚、明らかに死角で不意打ちのドラグーンをキラは避けた時のあの感覚がキラにレーザーを避けさせる最大要因となった。



キラが全ての敵を排除し終わると溜息をつきながらセンサーを見る。

「一体何なんだ!? この世界は!? それにあの化け物は一体!?」

そう、叫びながらもセンサーがあるモノを捕らえる。

「!? センサーに反応!? MSと化け物が戦ってる!?」

キラはある意味この反応を見てホッとする。

(よかった……この世界に人がいたんだ……でもおかしい……ライブラリー照合してもアンノンウンだ……大抵の機体の熱紋ライブラリーはある筈なのに……解らない……兎に角、行ってみるか……)

キラは意を決して戦場に向かった。
0208通常の名無しさんの3倍 (スププ 49.98.76.16)
垢版 |
2019/03/05(火) 06:30:17.17ID:PahTyvI9d
キラが戦場に到着し、下を見回した時、キラは唖然とした。

赤い化け物に集られ喰われるMS、硬い甲羅の様なモノに体当たりをされ爆発したMS、

レーザーに焼かれ動かなくなるMSと地獄絵図だった。

傍受した通信からは怒号や悲鳴しか聞こえてこない。

『α1よりHQ支援砲撃はまだか!! 部隊の半数以上がやられた部隊は壊滅状態だぞ!!』

『チクショ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! 来るな!! 来るな!!』

(拙い!! あのMS、後ろに敵がいる事に気付いていない!!)

キラは慌てて、戦場に飛び込んだ。

「止めろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

叫びと共にビームライフルから緑の光弾が無数に吐き出される。

ビームは化け物共に当たり熱と爆風で焼かれた。

巌谷 榮二サイド

九−六作戦は失敗、物量に圧されて戦線が瓦解し上層部は愈々戦術核を導入を検討している所だろう。
日本帝国の大陸派遣軍も側面支援として参戦したが、BETA群の奇襲に遭い二個大隊が壊滅した。

私が要らぬ考えに浸っていた時だった。

センサーが要撃級を捕らえた時には手遅れだった。

(やられる!!)
0209通常の名無しさんの3倍 (スププ 49.98.76.16)
垢版 |
2019/03/05(火) 06:31:24.17ID:PahTyvI9d
私が覚悟をした時だった……オープンチャンネルから若い男の声が響き渡る。

『止めろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!』

センサーに反応!? ようやく確認できたその光点は小さく、目視でようやく確認できた。

「な!? 上!?」

私が上を見た時、其処にいる“モノ”に私は目を奪われる。

白い装甲、右に1挺の見知らぬ突撃砲、左に盾、細身のボディー、黄色い二つ目のセンサーと左右対称の4本のアンテナ、何より目を引いたのが蒼い10枚の翼。

正に御伽噺に出てくる天使を機械的にしたらこうなると言わんばかりの佇まいをした機体だった。

『大丈夫ですか!? 怪我はありませんか!?』

音声だけの通信でその機体の衛士が語りかけてきた。

「怪我はない……ソレよりもお前は一体!?」

私の疑問を遮り、ヤツは言い放つ。

『その話は後です。目の前の敵を片付けましょう』

そう言い、天使の様な戦術機は上空高く舞い上がった。

私はその行為に唖然とする。

レーザー級の影響下にある戦場で空を飛ぶなど自殺行為以外の何者でもない。

しかし、ヤツは舞い上がった。

それだけじゃない、迫り来るレーザーを簡単によけているのだ。

「……そんな……馬鹿な……」

私の言葉は戦場の衛士達の思いを体現した言葉だった。

ヤツは右マニュピレータに持った突撃砲を乱射しながらベータの群を滅ぼしていく。

そしてヤツは腰の砲身と右手の突撃砲を正面に構えたかと思えば翼に収納されていた大きな砲を展開した。

二つの砲は赤い色の光を放ちながらBETAの群れを焼き払った。

そして、ヤツから緑、赤、黄色の光が一斉に放たれる。

その眩い光はBETAを焼き滅ぼしていく。

僅か30分でアレだけいた旅団規模のベータが壊滅した。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況