ハリウッドにも進出、サンライズ宮河社長が語る“ガンダム40年”ファン層の変化
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>ーー振り返ると、古参のガンダムファンと新しいファンってお互いを認めないという風潮がありました。

宮河社長 その論争が一番ピークだったのが『SEED』でした。でも、僕はそれがガンダムの良いところだと思っています。
「俺のガンダム」っていう想いをみんなが持っている。10年くらい前まではあったものの、今はお互いに仲間として認め合っていると思います。
長年続いてきて“親子2世代”になってきて、雪解けというか、“世代間の友和”のきっかけになったのが、お台場のガンダム立像であり、『ガンダムUC』だと思うんです。

 『ガンダムUC』の面白いのは『SEED』や『00』とか新世代ガンダムファンも見てくれたけど、宇宙世紀シリーズの流れで”ファーストガンダム”のファンも見てくれた。新旧世代が認め合った一番最初の作品となりました。
2009年にお披露目した潮風公園での実物大ガンダム立像は50日間で約415万人来場しました。多分300万人くらいはガンダムを詳しく知らない人。
あれで一気に一般層に認知されて、ファン層が変わったと思います。親子で見に来たお父さんが子どもに「ガンダムは”ファースト”しか認めない」なんて言わないですよね(笑)。
あれを見た瞬間にみんな“ファースト”も『SEED』も関係ないなって思ったんじゃないでしょうか。