目的は手段を正当化しないというか、
正しい手段をとらないと(少なくとも間違った手段に奔るのは避けないと)
結局、良い目的にも到達できないんだな。

遅れて発展した地域であるドイツや日本を世界における大国とし、民を豊かにしたいという目標も
ナチズムや軍国主義という過激な手段を使ったがゆえに破綻をきたした。
同様に、地球環境と人類の永続という崇高な目標もギレン、ジャミトフ、シャア、マイッツァー、カガチなどといった
連中のとった傲慢かつ過激な手段の前で却って実現が滞ることになってる。

かといってばんばん人口を増やしてオッケーでなくとも
勝手に増えろとばかりに無責任に放任放置してるだけの連邦の状況が良いはずもない。
外宇宙進出の前に結局は人類も地球も共倒れになる可能性だって高いし、
それを恐れたゆえにギレンにはじまる過激な統制・変革を求める連中が相次いでる。
人類の生活圏拡大はいいとしても、産めよ増やせよも手段として拙いのは明らか。