同人誌界の三島由紀夫と評されるようになり、

『僕はね、同人誌を愛している。終生同人作家でいたい、
昨今、私の事を評価してくれる声があるのはありがたい
のですが、ギレン・ザビはマルチクリエイターだとか、
天才エンターテイナーという言葉を頂戴します。

しかし、これは私にとっては不本意なんですね、あくまでも
ここ秋葉原の熱い同人誌魂、そして漫画やアニメという日本の
文化の一表現者にしかすぎないのです。

もちろん、私も褒められているのですから、うれしいのですが
あまりそういう事で、心が熱くなることはありません。
漫画を描いている時だけ、同人誌をどうか描こうか?
そう思い悩み、閃いた、そして表現でいた時が一番うれしいんですね。

私の親友に、これは皆さんご存知の、彼こそ真の天才・鬼才である
『岸部露伴さん』なんですけど、そこいら辺ではよく意気投合しますね』

というインタビューが『なかよし』と『りぼん』に記載されるギレン総帥。