スパムが、軍における食糧として、飽き飽きするものだとされていたという話がある。
これは、同製品が比較的安価で賞味期限も長いことから、第二次世界大戦から朝鮮戦争・ベトナム戦争の時代を通して、連合国軍やアメリカ軍内で主食だった戦闘糧食として、利用されたことに端を発すると言われている。
この製品は決して不味い物ではない(それどころか愛好者も少なからず存在する人気商品である)のだが、非常に塩味が濃く、毎日繰り返し食べていると、流石に飽きてくる。しかし、軍ではスパムばかり供給してくる。
しまいには、兵士達が「昨日もスパム、今日もスパム、明日もスパム、来週になってもまだスパム……」等と、ぼやいたと言われている。

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