熱心なファンだと寧ろ序盤は続編だけに重厚だな、なるほどと見守ってた感じだけどなぁ。
非アニメファンで1st好きな人はそこで脱落したのは事実だけど。
しかし中盤に差し掛かると、難解さに拍車がかかる。それは芸術的とか高度だとかの難解ではなく
悪い意味での難解、言い換えれば散漫で焦点がぼやけたという意味でね。
それはこないだ1stスレで誰かが述べてて感心したが、物語に明確な中心軸が無いってこと。
1stの生き残り、無限力の意味、惑星ゾラの謎解き、オーラ力、市民革命っていう。
ZではNTも地球の重力からの解放もそれになり損ねたと思う。
かといって登場人物は多いが散漫すぎてさすがにトルストイの戦争と平和みたいにはいかなかった。
興味深いのはブレンパワードからはまたそういう視聴者を引きつける中心軸がしっかりできてる。
やっぱりZからVまでは空回りしてたんだと思う。
結局はZの唯一の魅力は人の悪意や失意をTVのアニメで強烈に描いたことだろうか。
実写のTVドラマとかでここまで延々と描いたのはなかったろう、だから文句いいなが捨てがたいのかな。