アベマで逆シャア見たよ
シャアの言う『母』というのは人の『慈愛』や『優しさ』のメタファーで、母そのものを指してるんじゃ無いよ
だからシャアはアムロと戦いたいという気持ちと同時に、ララァと同じ優しさというものをアムロにも求めていたのさ

ニュータイプは他者の感情に常人よりもはるかに強く共感できる能力を持っているので、とてつもなく優しい人が居るのさ
ララァは命がけでシャアを守り、アムロは命がけで地球を守ろうとしたことからもわかるように、ララァもアムロもニュータイプであるがゆえに優しいのよ

シャアは常人ではとても耐えられないほどの過酷な生い立ちがゆえに優しさに枯渇していたんだよ
そして優しさが無ければ地球も人類ももたないというシャアの考えは正しいんだよ
シャアが地球を潰そうとしたのは、地球連邦は『支配者』という優しさと対極にある存在で、そこからの支配者自身の革新による脱却が不可能だと思ったからだよ

シャアは
優しさと対極の存在である『支配者』=地球連邦を滅ぼすことで人類を救い、それを止めようとするアムロにララァと似た優しさを求め、アムロと対決するという3つの目的を、このアクシズ落としによって実現しようとしていたのさ