ドム・カモフ
両軍とも考えることは同じであったようで、端的に言えばゲム・カモフの連邦版
外装としては元々線が太いために偽装が容易としてドムが選ばれた
それ故によく見れば偽物と分かるゲム・カモフに対してドムとは全く見分けのつかない機体で、ビームスプレーガンやビームサーベルといった武装もそのまま使用可能
しかしながら本機が配備されたのが選りに選って主戦場が宇宙に移り始めた辺りであるため
ゲム・カモフ同様事情を知らない友軍のフレンドリーファイアのみならず敵軍からも「ドムが宇宙にいる訳がない」とあっけなくバレてしまい戦果は殆ど挙げられず、程なくしてこの戦術は打ち切られた

その数週間後に宇宙のドムというべきリック・ドムが配備されたのは何とも皮肉な話であるといえよう