就職活動における注意喚起について

本学学生に対し、以下のような内定辞退の強要及びハラスメント事案が発生しています。当該企業を応募予定または受験予定の学生は、必ず事前に法文学部学生係あるいは就職支援センターへご相談ください。
また、内定をめぐる同様のトラブルに巻き込まれた場合も、速やかに法文学部学生係あるいは就職支援センターへご相談ください。

【企業名】
(株)個別指導塾スタンダード
((株)SCホールディングスのグループ会社/ 本社:福岡市)

【被害学生】
@学部4年女子(平成28年3月卒業)
A研究科2年生女子(平成28年3月修了)

【内容】
@当該企業を就職情報サイト『マイナビ』を通じて応募し、昨年7月に内定を得ていたが、8月に内定者研修との名目で2泊3日の合宿で生徒指導を行った後、
11月の面談において、専務取締役山ア寿志から甚だしいセクハラを受け、適性がないとの理由で内定辞退に追い込まれた。
精神的に不安定になった本人と保護者から就職支援センターに相談があり、就職支援センターから企業側に再三抗議した結果、 内定辞退の強要は認めなかったが、
山ア寿志による不適切な発言で精神的苦痛を与えたことについて、本人宛の詫び状で社長吉田知明が謝罪し、見舞金を支払った。

A当該企業を就職情報サイト『マイナビ』を通じて応募し、5月に内定を得ていたが、8月の合宿で生徒指導を行った後、10月末の面談で山ア寿志からセクハラを受け、
人事担当者からは引き留められたものの、その日のうちに内定を辞退した。12月になって指導教員に本人が報告し、
就職支援センターに連絡があったため被害が発覚したが、企業側に謝罪や慰謝料は求めないという本人の希望により、企業側には内定後の研修や面談の際の交通費のみ請求し、支払いを受けた。