>>743
猪木個人のカリスマ性だけで全日本のオールスター外人勢を上回るような人気だったのは
視聴率や観客動員から明らかだったらしいけれど、当時は坂口、小林、小鉄らが一線から
退いていたのに「トータルパッケージとしての新日本」がブランド化していたよね

ご指摘の藤原、荒川のマニアックな人気(「1、2の三四郎」でも「前座のカール・ゴッチ」
田中なんていうキャラが当たり前のように出てきて話に絡んでいた)もさることながら、
木戸や星野のような職人、浜田や佐山ら軽量級の魅力、前田、高野、平田ら期待の若手、
シンやハンセンを「発掘」(当時はそう思われていた)したこともアメリカの格に弱い
全日に対して、むしろ誇らしく語られていたものだった

オールスター戦で野末陳平は「三団体の人気、実力の差が残酷なくらいハッキリした」
と言ったそうだけど、怒涛のようなドラゴンコール、小林コールを「新間がアルバイトに
金を渡してコールさせた」としか受け取もられなかった馬場の感覚はやっぱりズレていたと
断ぜざるを得ないよなあ