なんだか
「自分がこう信じ込んでるから世間も同じはず」
と思い込みたがっている、みたいな気持ち悪いヤカラがスレに張り付いてるなあ

テレビが創業の頃からわずかな視聴率の増減がすべて、の世界だったなんて事は
当時を語った記録や証言を見れば子供でも分かる現実だ

ちょうど今書店に並んでる「東京12チャンネル時代の国際プロレス」を眺めるだけで
1960年代のテレビ番組やプロレスに関わる現実が嫌というほど見て取れるぞ

「ウチ(12チャンネル)は最初のうちはスポンサーなどない堅い科学関係の
番組ばかりで視聴率を気にする必要もなし。しかし開局2年後にはいよいよ
経営が傾いてリストラを余儀なくされ、182人の解雇者を出したこともある。
このままだと放送ライセンスを停止されるという危機的状態に行き詰まって、
他の民放と同様、商業ベースに乗った番組作りをする必要が出てきた。そこで
社内方針が刷新され、スポーツ番組制作に着手することになった」

「雑誌で見ていたアメリカのプロレス業界の華やかさは誇張だらけの表面的な
もので、すでに70年代から急激な衰退機に突入しており、マーケットも縮小する
一方だった。当時マスコミは『馬場は知名度と信用があるのでアメリカから
いくらでも一流選手を呼べる』と書いていたが、『一流であってもアメリカで
食えなくなってきたので、馬場に頭を下げて年に何度も呼んでもらう、結果的に
馬場は何人ものレスラーを経費の無駄を覚悟で呼ばざるを得ない』というのが
実態だった。
その結果、外人に支払うギャラ総額に発生する年度末の巨額税金が負担になり、
馬場は全日本プロレスの社長の座を日本テレビからの出向役員に禅譲。
アメリカマット界衰退のツケを結果的に馬場が払わされた形となった」