実は同年末、棚橋は本紙に引退について具体的に言及したことがある。
それは20年1.4東京ドーム大会で引退を発表し、ラストイヤーとして
1年間を戦った末に、翌21年の1.4ドームで引退試合を行うというもの。

引退後は経営側として団体を支えるため、フロントに転身する方向性まで見据えていた。
棚橋は「オカダ、内藤、ケニーで屋台骨がしっかりしてきていて、僕がいることが
プラスじゃないんじゃないかと。(自分は)ケガもあって本来の動きができずに、
上を目指せないんじゃないかっていう…半分諦めだったりとか。今思うとマイナスの
選択肢だったのかもしれないですね」と当時を振り返る。

https://www.tokyo-sports.co.jp/prores/1238008/