そのへんは本人が生々しく書いてるね

しかし何がキツイかと言ったら、立ち仕事だ。
一日中立っている事がこんなにつらいとは思わなかった。
プロレスはつらくても10分、15分、長くても20分ですべてが終わるが、
一般社会では、丸1日仕事したら、それで1日が終わってしまう。
そんな当たり前のことを俺はすっかり忘れていた。
(中略)
「ここで負けたら、俺は二度と一般社会に出れない。
 あとは身体が動かなくなるまでプロレスをやるしかない。」
 そう思うことが俺の支えとなっていた。