日曜日の午後、緊急RJRミーティングが開かれることになった。

御社「ネットを制限する係の人も今日は休み。安心して会議ができるな。じゃあ、とりあえず、各自報告してくれ。まずは渉外担当の土佐くんから」
土佐「新日スレでのプ哲に対し、マチチコピペが寄せられております」
御社「マヌケめ。リアルに円環にいるのは俺なのに」
松山「あの……プ哲とはそもそもなんでしょう……」
御社「円環の意味も知らないの???英語もできなけりゃ日本語も分かってないの??? 俺とオバマ大統領とブライアン・メイが笑うっての。はい、次。労務担当の高松くん」
高松「ブロックレスラーに対するレジスタンスからの問い合わせがきています」
御社「ググってみろよ、ノロマ。wikiソースで語ってる奴に失笑を禁じ得ないわ。読め読め了」
松山「あの……結局、ブロックレスラーは打ち間違えでしょ? ここは認めて謝った方が……」
御社「アメリカ社会で『I'm sorry』の一言が保つ契約意味も知らないのな。あんま軽々しく謝罪をすすめるなって。これリアルな忠告な。はい、次は法務の徳島さん」
徳島「僕は今まで社長を信じていました。でも、もう無理ですよ。松山さんが普段から忠告されているように、社長、一度社会に出ましょうよ」
御社「俺はリアルに普通に社長なんだけど、それは。こいつリアルサイコ極まり過ぎだわ。もう自分で何言ってるかもリアルに理解してないんだろうなとしかは」
松山「あの……もう、やめましょうよ、こんなの。すべて認めましょうよ。御社の意味も知らなかったと釈明しましょうよ」
御社「いい加減その勘違いやめたら? 何年勘違いしてるんだこいつら? バカ観察がウケすぎて今まで言い訳控えてたけどさ。御社(おんしゃ)クビじゃない。御社尤(みやしろモツト)だ! 松山、徳島、お前らは御社(おんしゃ)クビな!」

ガラガラガラー

戸が開き、職員が入ってくる。
職員が目にしたのは、ひとりでぶつぶつ呟いている哀れな男。
職員は一瞬引きつった笑顔を元に戻し、職員然として御社に呼びかける。
「松山さん、ネットは一時間までと言ったでしょ。あのー、僕のことわかります? 宮代です。ミ・ヤ・シ・ロ。松山さん、またパソコンの前で泡吹いて倒れちゃいますよ。ネットはやめましょーね」