結局、明けて80年になって感じたのは「あの一戦限り」という空気がやっぱ支配的だった事。
勿論当日テレビ中継も無かったし、馬場の「よしやろう」宣言もその場のリップサービスと普通に取れたし、まさに「真夏の夜の夢」で終結していた。
仮にその後、水面下で話し合いがあったとしても、我々ファンには今ほど情報が拡散できる時代じゃなかった訳で。
年頭以降、親日はWWFやエディグラハムらNWA反主流派と連携し、外人勢の顔ぶれを底上げしてリングを盛り上げ、
乱発気味ともいえるタイトルマッチも敢行して豪華物量作戦、全日はファンク一家やNWA主流派とさらに関係の強化に努める動き。
年末に至っては双方ともタッグリーグで興行合戦。両団体とも歩み寄りとは程遠い、以前にも増して競争と牽制の色合いの強い一年だったと思う。。