世界のプロレスでカブキの試合が放送される事は、アメリカでも
トップで活躍している事を日本のファンに知らしめて箔を付ける
というメリットがあったね。ただ、それで得をしていたのは馬場と
日本テレビ。本人は試合給500円アップだったのは、確かに気の毒だな。

先行放送で得をしたのはウォーリャーズだね。

テレ東も、いきなり放送を打ち切るのではなく、世界のプロレスと
国際プロレスアワーを1ヶ月交替で放映し、世界のプロレスでは
ジョーやスミルノフがアメリカで暴れまわる姿を放送し、国際
プロレスアワーでは木村や井上がジョーやスミルノフを迎え撃つ
姿を放送すれば、どうにか持ちこたえたかも、とか思うけど、
テレ東が国際にそこまで協力する筋合いは無いよね。

あと、はぐれ国際軍団にしろ、全日本移籍組にしろ、国際プロレスが
潰れた後の方がレスラーとして脚光を浴びたし、経済的にも豊かに
なった。国際が潰れて良かったとまでは言わないけど、あのまま
ジリ貧で存続しても、誰も幸せにはならなかったような気がする。