そして、小鹿が望んだポジションは永源に取って代わられた。
日プロ残党組の吸収、国際崩壊後の一部選手の吸収、そしてジャパン残党組の吸収、
どの時においても、基本、馬場は外様に対しては冷遇している。
ロッキー羽田、高野俊二など、馬場好みの巨体選手に対してはチャンスを与えたりもしたが、
諸事情でいずれも大成したとは言い難い。敢えて言うなら、それを成したのは高山くらいか?
ゆえに、馬場が永源を重用したのは異例で目立つ。