先発完投が当たり前だった当時のプロ野球で5回1失点の先発ピッチャーを降板させる理由は普通は無い

馬場が降板させられたのはベンチの予想に反して馬場が好投してしまい杉下の200勝目をふいにしそうになったことに慌てたから

馬場は二年連続で二軍の最優秀投手を受賞しており、力不足で解雇されたことを証明するデータは無い

57年のオフに馬場は脳下垂体の異常に端を発する視力低下を起こして当時成功率10%未満の難しい開頭手術を受けて(手術は成功した)58年シーズンは棒に振ったが、59年には三度目の二軍最優秀投手に輝いている

三度も二軍最優秀投手を受賞するピッチャーを巨人が一軍で使わなかったのは世渡り下手な馬場がコーチ陣に嫌われたていたことと、見世物的大男が「紳士の球団」巨人のイメージを損ねるのではないかと経営陣からも疎まれたせい